防犯のまちづくり基本方針

本市では、平成16年に策定し、平成26年に改定した「川越市防犯のまちづくり基本方針」についてこのたび、改定を行いました。前回改定から7年が経過し、その間変化した犯罪情勢にもふれ、より実情にあったものとしました。
この7年間で本市における犯罪認知件数は減少しましたが、オレオレ詐欺などの特殊詐欺は、高水準で推移しており、これは、犯罪の手口が巧妙化しているとともに、犯罪者が、個人の危機意識や防犯意識が不足していることにつけ込んでいるともいえます。
今回の改定では、「市民に不安を与える犯罪への対応」などを主な取組事項として加えたことや、令和3年3月に制定した川越市犯罪被害者等支援条例に基づく被害者等への支援に触れるなど、本市における市民の安全安心の向上を図るとともに更なる効果的な犯罪抑止を目指します。今後も引き続き「自分たちのまちは自分たちで守る」という防犯意識で犯罪を起こさせない地域環境づくりにご協力をお願いします。