【県選出聖火ランナー紹介】木村優衣さん
実家は7代に渡り川越市で「桝屋」という屋号で商売をする、木村優衣さん。
聖火リレーを通じ、日本の良さ、川越の良さを世界に発信していきたいと語っていただきました。
聖火ランナー応募のきっかけを教えてください。
ちょうど応募の時期が、1893年に建てられた実家の蔵を改装し「蔵の宿桝屋」としてオープンした時期と重なり、国籍を問わず、お越しいただく皆さんに川越の良さを知って頂きたいという思いがより強くなりました。
以前よりSNSを使って世界の情報や外国人の友達に日本の良さを発信しており、聖火ランナーとして走ることで、より川越の良さ、日本の良さを発信できるのでないかと思って応募しました。
生まれ育った故郷であり、育ててもらった川越の街に恩返しがしたいという強い思いもあります。
聖火ランナーに決まったときの素直な気持ち、周りの反応はどうでしたか?
聖火ランナーに決まったと内定のご連絡を頂いた時、私は半信半疑でまだ本決定ではないのだろうと思い誰にも言わずにいました。
ところが後日、母から「聖火ランナーに決まったの?」と連絡があり、なぜ知っているのか聞いたところ、新聞に私の名前が載っているのを私の幼馴染やご近所仲間数名から聞いたとのこと。
私の知らないところで既に聖火ランナーに選ばれたことがご近所の噂で広まっているところが、川越ならではのコミュニティだなと思いました。
ただ、お世話になった方々が喜んでくれていたり、応援してくれていることが伝わってきて、徐々に私にも実感が生まれてきました。
一生に一度の経験だと思うので、選んで頂き光栄ですし、選ばれたからには元気に走る姿を見せたいと思いました。
聖火ランナーとして伝えたいことはありますか?
ローカルだからこそ見つけられる川越のよさがいっぱいあると思います。今、川越の情報はたくさんありますが、例えば外国人観光客が川越に来たときにアクセスできる英語の情報は、日本語と比べるとかなり限られていると思います。おいしいレストラン、最近オープンしたお店、行列のできるお店など、住んでいるからこそわかる地元の良さ、情報をもっと発信していきたいなという気持ちがあります。
川越市の良いところはどんなところですか?
桝屋は私が生まれた頃は、祖父母が食料品店を営んでいました。毎週日曜日に朝市の手伝いをしたり、放課後に店番をしたりしていると、近所の方々が商品を買いに来て色々なお話を聞かせてくださった記憶があります。
川越は、今でもご近所同士の密なやりとりが活発で、温かいコミュニティがあります。小さい頃から、特に桝屋という屋号があるので、「桝屋の優衣ちゃん」というふうに覚えてもらい、すごくよくしてもらいました。
大人になって振り返るとその有り難みがよく分かるのですが、小さい頃から、皆さんに見守られながら育てて頂いたのだと思います。
「古き良き」とよく言いますが、川越は都心部に近い場所にありながら、昔の趣がまだ残っている、日本人にとっても心の温まる街なんじゃないかなと思います。
聖火ランナーとしての意気込みをお願いします。
みんなが安心して笑顔で見てもらえるような形で開催され、私もその応援や声援に応えたいというのが今の一番の思いです。去年右膝の古傷が急に悪化し、緊急手術を受けて、とても走れるような状態ではなかったのですが、聖火リレーで元気な姿を見せるという目標があったからこそ今でもリハビリを頑張ることができています。応援してくださる方に笑顔で元気に走る姿を見せたいです。
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