特殊詐欺に注意
川越市では、近年、特に深刻なものとなっているオレオレ詐欺等の特殊詐欺について、川越警察署などと連携し、出前講座やキャンペーンなどの広報啓発活動を行っています。
特殊詐欺被害を防止するための3か条
特殊詐欺(注)被害を防止するため、
- 在宅時でも留守番電話設定にする
- 電話番号表示サービスや電話機の迷惑防止機能を利用する
- 家族、警察、市役所等にすぐ相談する
を守りましょう。
(注)「特殊詐欺」とは、犯人が電話やハガキ(封書)等で親族や公共機関の職員等を名乗って被害者を信じ込ませ、現金やキャッシュカードをだまし取ったり、医療費の還付金が受け取れるなどと言ってATMを操作させ、犯人の口座に送金させる犯罪(現金等を脅し取る恐喝や隙を見てキャッシュカード等をすり替えて盗み取る詐欺盗(窃盗)を含む。)の総称になります。
特殊詐欺被害の現状
川越市内では令和5年中、26件、約6,276万円の特殊詐欺被害が発生しています。
被害にあっている方のほとんどが60歳以上の方で、「私は大丈夫」と思って防犯対策を講じていない人が被害にあっています。
被害を防止するための3か条
在宅時でも留守番電話設定にする
電話機の呼出音が鳴ってもすぐに受話器を取らず、留守番電話で応答します。
犯人は証拠となる自分の声が残るのを避けて、メッセージを残さずに通話を終了します。
本当に用件のある人はメッセージを残してくれますので、折り返し連絡しましょう。
電話番号表示サービスや電話機の迷惑防止機能を利用する
相手の番号が表示される電話番号表示サービスを電話通信会社と契約し、非通知や知らない番号からの電話には応じないようにしましょう。
また、現在販売されている家庭用電話機のほとんどに迷惑防止機能がついています。電話に応答する前に相手に名乗らせたり、「この通話内容を録音します」というメッセージが流れたりします。
このようなサービスや機能を利用して詐欺犯人と話さないようにしましょう。
家族、警察、市役所等にすぐ相談する
詐欺被害者の多くは、、誰にも相談や連絡をせずに被害にあっています。
電話で「誰にも言わないで」と言われても、自分一人で判断せず、家族や警察、市役所等に相談しましょう。
次のような電話があったら詐欺を疑いましょう。
【手口1】子ども、孫、親族からの電話
- バッグ、携帯電話、書類、小切手を無くした
- 果物(さくらんぼ等)を持っていく
- 投資、副業に失敗した
- 不倫して妊娠させた
- すぐにお金が必要だ
- 代わりの者(部下、弁護士など)がお金を取りに行く
【手口2】警察官、銀行員等からの電話
- 詐欺の犯人を捕まえたらあなた名義の通帳があった
- 口座を悪用され預金が引き出されている
- 本人確認のためキャッシュカードの暗証番号を教えてください
- 新しいキャッシュカードを作るため、自宅に古いキャッシュカードを預かりに行く
【手口3】市役所職員等からの電話
- 税金、医療費の還付金(払戻金・過払い金)がある
- 書類を送ったが届いているか、今日中に手続きが必要です
- 今ならコンビニ、スーパー、駅前のATMで手続きができる
- 携帯電話とキャッシュカードを持ってATMへ行ってください
- ATMに着いたら携帯電話で連絡をください
【手口4】企業等からの電話
- 老人ホームの入居権、社債の購入権が当たった
- 権利を譲渡、または名義貸しをしてほしい
- 権利譲渡、名義貸しは権利譲渡、名義貸しは違法
- 警察の捜査が入り、裁判になる
- 取引の実績を作り、裁判を回避するため、現金を振り込んでほしい
不審な電話を受けたときは警察に必ず通報しましょう
詐欺グループは1日に数百件の世帯に詐欺の電話をかけており、同じ地域に集中的に電話しています。
また、犯人は現金やキャッシュカードを受け取るため、電話した地域に犯人の仲間を待機させています。
不審な電話を受けた場合や、スマホを見ながら住宅街を徘徊している不審者を見かけたら警察に通報してください。
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このページに関するお問い合わせ
市民部 防犯・交通安全課 防犯推進担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-5721 ファクス番号:049-224-6705
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