税金ってなに?
税金とは、みんなのためにみんなでお金を出し合うこと
税金というのは、国や住んでいるまちがみんなのために集めるお金のことです。このお金は、私たちが暮らすうえで必要なサービスや施設を支えるために使われています。たとえば、学校や道路、警察、消防など、私たちの生活を便利で安全にするためのものに使われています。
税金の使い道
川越市のお財布事情
みんなが暮らしている川越市がどんなことにいくら使っているか知っていますか?
今回は分かりやすくするために市の1年間の予算(おこづかい)を10,000円としてみました。
(注)令和6年度当初予算における一般財源の割合によって求めました。
ことばの意味
民生費…保育園などの費用、高齢者や障害者の福祉、生活保護のために使うお金
衛生費…ごみの収集、衛生、公害対策のために使うお金
公債費…借入金の返済利子などの支払いのために使うお金
総務費…市役所の管理運営などのために使うお金
教育費…学校や社会教育などの充実のために使うお金
消防費…消防や救急活動のために使うお金
土木費…道路、河川、公園などの都市整備のために使うお金
商工費…商工業の興新のために使うお金
議会費…市のことを話し合う「議会」が活動するために使うお金
農林水産業費…農業の興新などのために使うお金
労働費…労働環境の整備などのために使うお金
上のグラフからは民生費の割合が一番多く、全体の3割以上くらいであることがわかりました。
現在日本では、国民全体でこどもの割合が減って、お年寄りが増える「少子高齢社会」という問題に直面しています。これからも今の状況が続くと、さらに民生費がたくさんかかるようになると考えられています。
国に支払う税金「国税」と住んでいるまちに支払う税金「地方税」
国に支払う税金「国税」って?
国税というのは、日本全体のために使われるお金のことです。私たちが払う税金の中でも、国税は特に国全体のために使われます。このお金は、いろいろな公共サービスやインフラの整備に使われています。
国税の種類
- 所得税:お給料などの収入にかかる税金です。収入が多いほど、支払う税金も多くなります。
- 法人税:会社が売り上げたお金にかかる税金です。売り上げたお金の一部を国に支払います。
- 消費税:物を買ったり、サービスを受けたりするときにかかる税金です。普段の買い物でも、商品やサービスの価格に含まれています。
- 相続税:家族が亡くなったときに、その人の財産を受け継ぐときにかかる税金です。
ほかにもお金をもらった時にかかる贈与税などたくさんの種類があります。
まちに支払う税金「地方税」って?
地方税は、都道府県や市町村などの地域が集める税金のことです。
地方税の種類
- 住民税:住んでいる地域に対して支払う税金です。一人ひとりが払う住民税は、お給料などの収入によって支払う金額が変わってきます。
- 固定資産税:自分でお家や土地を持っている人が支払う税金です。持っているものの値段に応じて支払う金額が変わってきます。
- 事業税:事業を行っている人や会社が支払う税金です。売り上げた金額によって支払う金額が変わってきます。
- 軽自動車税:軽自動車を持っている人が支払う税金です。普通の自動車税よりも安く設定されています。
ほかにも温泉に入る時にかかる入湯税などたくさんの種類があります。
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