このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
川越市
  • 音声読み上げ・文字拡大
  • Foreign Language
  • サイトマップ
  • 安全・安心
  • くらし
  • 子育て・教育
  • 健康・福祉
  • 市政
  • 観光
サイトメニューここまで

本文ここから

天海書状

最終更新日:2024年2月1日

天海書状

寛永12年(1635)か

寛永11年7月に起きた江戸城西の丸火災の責を負って蟄居した西の丸番・酒井忠世(川越城主酒井重忠の長男で、重忠とは別に川越領五千石を拝領しています)の赦免のため、同年12月23日、天海は江戸城へ登城しました。本資料は天海の私信ですが、この登城について触れられています。天海の他に徳川御三家からの赦免要請もあり、忠世は復職することができました。


意訳

尚々 土蔵、取次の間
春中 急ぎ建てるべく ねんごろな心遣い
この上もなく喜んでいます。
奥方へも事情承知の程頼み入れます。
旧冬は路すがら無事に極月(十二月)二十二日
江戸へ到着 二十三日登城、ひとくぎり御懇切
安心することができました。
一 坂本に上々の土蔵又 取次の間
此春きっと建て申すべきつもりです。
入札をさせるだろう(から)
相住坊(亮算)を各々談合させるので
油断があってはならない。
一 今度二十日頃江戸へ参るので
尚、追々用事は(手紙や使いなどを)言ってよこすのがよいです。
正月八日 天海(花押)
宗順

お問い合わせ

川越市立博物館
〒350-0053 川越市郭町2丁目30番地1
電話番号:049-222-5399(直通)
ファクス:049-222-5396

このページの作成担当にメールを送る

本文ここまで


以下フッターです。

川越市役所

〒350-8601 埼玉県川越市元町1丁目3番地1
電話:049-224-8811(代表) ファクス:049-225-2171(代表FAX番号)
(C)2015 Kawagoe City All Rights Reserved
フッターここまでこのページのトップに戻る