川越西中学校 教育目標・経営方針・重点努力点
最終更新日:2024年7月3日
学校教育目標・学校経営方針・重点努力点
1.学校教育目標
心豊かな生徒
命の大切さを知り、思いやりと感謝の気持ちを持つ生徒
意欲的に学ぶ生徒
自ら学び自ら考え、より高い目標を目指して学ぶ生徒
たくましく生きる生徒
困難に立ち向かう気力を持ち、心身を鍛え健康に心がける生徒
2.目指す学校像・生徒像
目指す学校像
学びの場を整え、みがき、質の高い教育活動を展開し、生徒の夢を実現する学校
目指す生徒像
自らの意志と能力で、自らの道を切り拓く生徒~意欲、挑戦、高い志~
3.学校経営方針
- 組織を生かし、指導・支援と見届けによる生徒主体の教育活動の推進
- 本校の教育課題を共有し、わかりやすい授業と積極的な生徒指導の推進
- 専門職である教職員の資質向上のための研修の推進
- 生徒・保護者・地域が自信と誇りの持てる特色ある教育の推進
- 保護者・地域との連携、校種間連携の一層の推進
- 潤いがあり安全な教育環境整備の推進
4.重点目標
- 「川越授業スタンダード」の視点での授業改善。
- いじめの撲滅を目指し、人権教育を推進する。
- 道徳の授業を研究し、心を耕す授業を展開する。
- 生徒が主体となり、誇りと自信を持てる体験活動と学校行事を展開する。
- 生徒の「自律」を醸成する積極的な生徒指導を組織的に行う。
- 生徒主体の生徒会活動の活性化を図る。
- 「あこがれと誇り」を育む校種間連携を一層推進する。
5.重点目標実現への合い言葉
チーム川西
マンパワーを結集し、課題や目標を共有し、一枚岩のチームを作ったならば、難しいことも不可能と思われていたこともできる。
チームとして最大限に力を発揮できるようにしたい。一人一人のよさや得意なことを最大限に発揮してほしい。苦手なこと、不得意なことは誰にでもあるもの。それは、お互いにカバーし合い、補い合って最小限にしていきたい。
そのような関係性は、学年や教科、分掌に関係なく、すべての面でそうあってほしい。そのような環境、雰囲気、体制となるように、校長として全力を尽くしたい。
学びの「場」を整え、磨く
学びの場は、学校や教育の場にある《縦・横・高さに時間が流れる「空間」》と言える。
そこは、学びにふさわしい環境が整っていなければならない。安全で清潔、落ち着きがあり活気もある。そんな「場」を整え磨くのは誰か。教職員であり、教育行政であり、家庭や地域である。さらに、生徒自身も自らの意思で参画する(自分たちの学校を自分たちでよりよくしていく)ことが重要である。
チーム川西が機能し、学びの場が整理され磨かれることを目標としたい。
質の高い教育活動
様々な教育活動を、意図的、計画的に行う場が、学校である。学校で行う教育活動には、すべて、意義や意味、意図がある。
教師も生徒も保護者も、一つ一つの教育活動の意義や意味、なぜ行うのかという理由や意図を共通理解し、それを意識して、生徒に自主的に取り組ませたい。
日々の地道な教育活動に、誠実に、ていねいに、粘り強く取り組みたい。
6.教科・領域の努力点<具体的な施策>
(1)学習指導の充実(教科の授業を通して、基礎基本の定着を図る。)各教科
- わかりやすい授業の研究と展開(「川越授業スタンダード」の視点での授業改善)
- ICTの効果的活用(情報端末と電子黒板の積極的な活用)
- 言語活動の充実とコミュニケーション能力の育成
- 思考力・判断力・表現力を育む授業の充実
- 授業研究、授業公開の充実
(2)総合的な学習の時間
- 「川西タイム」を通し、生徒の生きる力につながる学習や体験を実施する。
- 情報活用能力を意図的、系統的に育成する。
(3)道徳指導
- 正しい人権感覚を醸成し、いじめや差別を許さない心を育む。
- 道徳の時間の適正な確保と充実を図る。(全校統一の道徳の時間の設定)
- 道徳教育推進教師を中心に、全ての教員が協力し、道徳教育を推進する。
- 「道徳コーナー」を開設し、本校の道徳の授業のセンター的機能を構築する。
(4)特別活動
- 学級指導を通し、生徒が身近な問題を自らの力で解決しようとする態度を育成する。
- 生徒会、各種委員会活動を活性化させ、自主自律の精神を醸成する。
- 生徒が主体となる学校行事を展開する。
- キャリア教育を通して、自らの生き方を深く考える態度を育成する。
(5)生徒指導
- いじめ撲滅を生徒・教職員・保護者が共有し、積極的な生徒指導を展開する。
- 生徒指導マニュアルをもとに、全教職員の共通理解・共通行動を推進する。
- 「時を守り、場を清め、礼を正す」の下、望ましい生活習慣と規律ある態度を養う。
- 教職員が常に生徒や保護者と向き合い、積極的な生徒指導を展開する。
- 報告・連絡・相談を徹底し、課題を共有すると共に、解決のための指導仮説を明確にし、迅速で丁寧な問題解決を図る。(生徒指導部会の活性化)
- 外部機関との連携を密にし、組織的な生徒指導を展開する。
(6)教育相談
- 生徒・保護者に寄り添い、共に課題を解決する姿勢を貫く。
- 常にアンテナを高くし、積極的な相談活動を展開する。
- さわやか相談員、スクールカウンセラーとの連携を密にし、組織的な支援を行う。
- リベーラとの連携を図り、生徒の居場所作りを充実させる。
- 教育相談部会の活性化を図り、ケース会議を充実させる。
(7)健康安全・体力向上
- 安全点検を強化し、安全で安心できる教育環境を維持する。
- 学級活動・委員会活動・保健体育を通し、健康や安全に対する意識を向上させる。
- 体育の授業や部活動を通して、体力の向上を計画的に図る。
(8)人権教育
- 全ての教育活動の中で、正しい人権意識、人権感覚を醸成する。
- いじめ問題の早期発見と早期解決に全力を尽くす。
- 生徒会を中心に、いじめ撲滅の機運を校内に広げる。
(9)特別支援教育
- 特別支援教育コーディネーターを中心に研修を深め、支援の充実を図る。
- 支援籍交流や特別支援学校との連携を強化し、多角的な支援を展開する。
- 福祉教育を通し、障害を持った方々に対する支援の実践力を育成する。
(10)保護者・地域との連携
- 各種たよりやホームページで情報を発信し、保護者・地域に信頼される学校づくりを推進する。
- 保護者や地域の期待に応える学校行事を展開する。
- 家庭教育を支援する。(家庭学習・遅刻・欠食など)
- 教職員がPTAの一員であることを自覚し、連携してPTA活動の活性化を図る。
- 川鶴地区子どもサポート委員会の事業(子ども防災キャンプ、子サポ祭り等)を通じて、地域の中の川西中生を意識させる。
(11)学校評価
- 保護者・生徒のアンケートを深く分析し、教育活動の課題を明確にする。
- 自己評価を積極的に行い、全教職員が課題を共有し、課題解決の具体策の実行に努める。
(12)危機管理
- 誠意・迅速・冷静・報告・連絡・相談・記録を徹底する。
- 他機関との連携を密にとる。
(13)教職員の事故防止
- 倫理確立委員会を活性化させ、事故防止の研修を通じ、事故ゼロを実現する。
- 教育公務員としての使命感と自覚を持てるよう、研修を重ねる。
- 風通しの良い職場づくりを推進する。