更新日:2023年11月24日
浄化槽は、槽内の微生物が汚物を食べることによって汚水をきれいにする機能を持った設備です。
しかし、使い方を誤ったり、維持管理を適切に行わないと、放流水の水質が悪化したり、悪臭が発生してしまったりと生活環境を悪くする原因となってしまいます。
浄化槽の機能を十分に発揮するには、正しく使い、定期的な維持管理が重要です。
浄化槽には、し尿(トイレ排水)と生活雑排水(台所、洗濯、風呂などの排水)を併せて処理できる「合併処理浄化槽」と、し尿のみを処理する「単独処理浄化槽」があります。
※平成13年4月より、単独処理浄化槽は新規に設置することができません。
浄化槽の仕組み
浄化槽を使用する場合には、浄化槽法で定められた法定検査・保守点検・清掃を実施するほかに、日ごろの管理や使用方法も大事なことになります。
川や海の汚れの原因は、家庭からの生活排水が大きな原因となっています。
単独処理浄化槽は、し尿(トイレ排水)のみを処理するので、生活雑排水(台所、洗濯、風呂などの排水)は処理されることなくそのまま流れてしまいますが、合併処理浄化槽は、し尿と生活雑排水を併せて処理できるため、単独処理浄化槽から合併処理浄化槽に入れ替えることで、排出する汚れをおよそ8分の1に減らすことができます。また、生活排水を全て処理するので、悪臭や害虫の発生を抑制し、生活環境の向上にもつながります。
川越市では、合併処理浄化槽への転換に対する補助金制度を設けています。交付には一定の条件に合致することが必要です。
また、市の予算によって交付件数が限られることがあります。詳しくは、合併処理浄化槽設置の補助金制度を参照してください。
浄化槽のしくみと正しい使い方をまとめたパンフレットです。ぜひご活用ください。
環境対策課の窓口でも配布しています。
環境部 環境対策課 管理・浄化槽担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-5894(直通)
ファクス:049-225-9800
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