狂犬病について
最終更新日:2015年1月3日
狂犬病は、狂犬病ウイルスを保有するイヌ、ネコおよびコウモリを含む野生動物に咬まれたり、引っかかれたりしてできた傷口から感染する人獣共通感染症です。症状が出始めると、人も動物もほぼ100%死亡する怖い病気です。
国内では、昭和33年以降、動物における狂犬病の発生は認められていませんが、世界各地ではいまだ狂犬病の流行が続いており、特に狂犬病発生地域では注意が必要です。
1 狂犬病の発生がない地域について
平成18年11月16日現在、厚生労働省が狂犬病の発生していない地域として指定しているのは以下の地域です。
台湾、オーストラリア、グアム、ニュージーランド、フィジー、ハワイ諸島、アイスランド、アイルランド、英国、スウェーデン、ノルウェー
2 主な感染動物
(1)アジア及びアフリカ
イヌ、ネコ
(2)西欧諸国及び北米
キツネ、アライグマ、スカンク、コウモリ、ネコ、イヌ
(3)中南米
イヌ、コウモリ、ネコ
3 海外に出かける方へ
- 渡航中に動物と不用意にふれあわないようにしましょう
- 万が一、渡航中に流行地域で犬等に咬まれた場合には、現地医療機関を受診してください
- 現地医療機関への受診の有無に関わらず帰国時に検疫所(健康相談室)に相談してください
4 狂犬病に関する情報
(1)渡航者向け感染症情報ホームページ
http://www.forth.go.jp/(外部サイト)
(2)「動物由来感染症を知っていますか?」
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000155663.html(外部サイト)
(3)国立感染症研究所ホームページ
https://www.niid.go.jp/niid/ja/(外部サイト)
お問い合わせ
保健医療部 食品・環境衛生課 環境衛生担当(川越市保健所内)
〒350-1104 川越市小ケ谷817番地1
電話番号:049-227-5103(直通)
ファクス:049-224-2261