更新日:2021年4月8日
川越市の事務事業に伴い排出される温室効果ガスの排出削減に向けた計画です。
「地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」は、「地球温暖化対策の推進に関する法律」第21条第1項の規定に基づき、市町村等に策定が義務付けられています。
計画では、計画期間中における温室効果ガス排出削減目標を設定し、目標を達成するための取組項目などを掲げています。
また、本市では、この計画とは別に、市域から排出される温室効果ガスの排出削減に向けた計画「川越市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」も推進しています。
川越市では、1998年度(平成11年度)に、「川越市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」の第一次計画に位置付けられる「川越市環境にやさしい率先実行計画」を策定しました。
その後4度の改定を経て、2021年度(令和3年度)からは、「第五次川越市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」の推進により、市の事務事業に伴い排出される温室効果ガスの排出削減に取り組んでいきます。
市自らが行う事務事業について、市内最大規模の事業者として温室効果ガス排出削減に向けた取組を率先して実行するとともに、取組を通じて市民・事業者の皆さんの環境に配慮した取組を促進し、市域から排出される温室効果ガスの排出削減を図ることを目的とします。
計画期間と基準年度 | |
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第五次計画の計画期間 | 2021年度(令和3年度)から2025年度(令和7年度)までの5年間 |
基準年度 | 2013年度(平成25年度) |
第五次計画目標年度 | 2025年度(令和7年度) |
中期目標年度 | 2030年度(令和12年度) |
市のすべての事務事業を対象とします。
また、市から委託されて施設の管理、運営を行っている事業者等に対しても、温室効果ガス排出削減の措置を講じるよう協力を求めます。
温室効果ガスの種類 | 排出される主な活動 |
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二酸化炭素 | 電気の使用、燃料(ガソリン、灯油、軽油、A重油、LPG、都市ガス)の使用、廃プラスチック類の焼却 |
メタン | 公用車(電気自動車を除く)の走行、一般廃棄物の焼却、下水処理、し尿処理 |
一酸化二窒素 | 公用車(電気自動車を除く)の走行、一般廃棄物の焼却、下水処理、し尿処理、笑気ガスの使用 |
ハイドロフルオロカーボン類 | HFC封入カーエアコンの使用 |
第五次計画の削減目標 | 2025年度(令和7年度)までに、基準年度比16.1パーセント削減 |
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中期削減目標 | 2030年度(令和12年度)までに、基準年度比22.8パーセント削減 |
この計画は、PDCAサイクルを用いた「川越市環境マネジメントシステム」の運用による毎年度の継続的改善によって推進していきます。
「SDGs(持続可能な開発目標)」は、気候変動や経済、貧困、教育など社会が抱える問題を解決し、世界全体で2030年(令和12年)をめざして、明るい未来を作るための17のゴール(目標)と169のターゲット(取組・手段)で構成された国際社会共通の目標です。
「第五次川越市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」と特に関わりの深いゴールを以下に示します。
以下に示したゴールは、この計画の推進によって達成に資するゴールであるとともに、川越市の各種計画の推進によって達成されるゴールであることを認識しながら、取組を進めていきます。
「COOL CHOICE(クールチョイス)」とは、国が「地球温暖化対策計画」で掲げる温室効果ガス排出削減目標「2030年度(令和12年度)の日本の温室効果ガス排出量を、2013年度(平成25年度)比で26パーセント削減する」の達成に向け、日本が世界に誇る省エネ・低炭素型の製品・サービス・行動など、地球温暖化対策につながる、あらゆる「賢い選択」をしていこうとする国民運動です。
川越市は、COOL CHOICEに賛同しています。
職員全員が事務事業の中でCOOL CHOICEを実践することで、この計画の目標達成につなげていきます。
「第五次川越市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」(PDF:1,324KB)
川越地区消防組合においても、組合自らが行う事務事業に伴い排出される温室効果ガス排出削減に向けた計画「川越地区消防組合地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」を推進しています。
「第五次川越地区消防組地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」(PDF:920KB)
環境部 環境政策課 地球温暖化対策担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-5866(直通)
ファクス:049-225-9800
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