更新日:2024年5月20日
性的接触や性行為により、人から人へ感染する病気を『性感染症(STIまたはSTD)』と言います。
口や性器などの粘膜や皮膚から感染し、オーラルセックス(口腔性交)やアナルセックス(肛門性交)などでも感染します。
さまざまな種類の性感染症があります。
性感染症は、かゆみや痛みのような症状が問題であるだけではなく、感染症の種類によっては、神経や心臓などに深刻な合併症や後遺障害を残すこともあります。
その中でも性器クラミジア感染症は、ほとんど無症状、または症状があっても軽いため、本人の自覚がないままパートナーに感染させてしまっていることが多く、感染増加の要因となっています。また、感染したまま治療をせず放置すると、不妊症の原因や、妊娠中であれば胎児や新生児に悪影響を与える場合もあります。
さらに、このような性感染症に感染していると、粘膜が傷つくことにより、同じ感染経路で広がるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)にも感染しやすくなるという問題もあります。
男性は泌尿器科、女性は産婦人科を受診しましょう。
※性感染症は性的接触・性行為によってパートナーにうつる病気です。治療が必要な場合には、パートナーも一緒に検査を受けましょう。
※ピルでは性感染症は防げません。
川越市保健所では、無料・匿名でHIV、梅毒、クラミジア、B型肝炎、C型肝炎の血液検査を実施しています。
以下の関連情報(保健所の性感染症相談・検査)より、日程等ご確認ください。
保健医療部 保健予防課 感染症担当(川越市保健所内)
〒350-1104 川越市小ケ谷817番地1
電話番号:049-227-5102(直通)
ファクス:049-227-5108
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