川越市

川越市歴史的風致維持向上計画の概要

更新日:2022年7月25日

川越市では、平成20年4月に施行された「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律(通称:歴史まちづくり法)」に基づき「川越市歴史的風致維持向上計画」を策定し、平成23年6月8日に国(国土交通省、文部科学省、農林水産省)の認定を受けました。計画期間の平成23年度から令和2年度にかけ、市所有の歴史的建造物の整備や、民間所有の歴史的建造物に対する修理費等の補助など、歴史まちづくりのための様々な事業を実施してまいりました。
第1期計画期間(平成23年度から令和2年度)後も、本市固有の歴史的風致を一層維持及び向上するため、「川越市歴史的風致維持向上計画(第2期)」を策定し、令和3年3月29日に国(国土交通省、文部科学省、農林水産省)の認定を受けました。

歴史的風致とは

歴史的風致とは、歴史まちづくり法第1条において、「地域におけるその固有の歴史及び伝統を反映した人々の活動とその活動が行われる歴史上価値の高い建造物及びその周辺の市街地とが一体となって形成してきた良好な市街地の環境」と定義されています。
川越市には、古(いにしえ)より続く人々の暮らしや活動が各所でみられます。
その中でも、物資の集散地として栄えてきた川越城の城下では、明治の大火の後に蔵造り商家の町並みが形成され、平成11年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
また、川越氷川神社の秋の例祭を起源とし、川越独特の特色を加えながら370年の時を超えて発展してきた川越まつりでは、国の重要無形民俗文化財である「川越氷川祭の山車行事」が行われ、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に日本の「山・鉾・屋台行事」の一つとして登録されています。
さらには、国の重要文化財を多く残す喜多院をはじめとする寺院とその周辺や、四門前と称される蓮馨寺、妙養寺、行伝寺、養寿院の門前町とその界隈には、特長のある門前の賑わいが息づいています。
これら歴史的建造物と人々の営みが一体となって重層的に形成されている川越の歴史的風致の維持及び向上を図るために、計画に基づき歴史まちづくりを進めています。

川越市歴史的風致維持向上計画(第2期)

計画期間

令和3年度から令和12年度(10年間)

川越市の歴史的風致

川越まつりにみる歴史的風致
物資の集散と商業都市川越にみる歴史的風致
寺社門前の賑わいにみる歴史的風致

重点区域

川越市歴史的風致維持向上地区:約225ヘクタール

川越市歴史的風致維持向上計画(第2期)ダウンロード

川越市歴史的風致維持向上計画(第1期)

計画期間

平成23年度から令和2年度(10年間)

川越市の歴史的風致

「川越祭り」にみる歴史的風致
「物資の集散」にみる歴史的風致
「寺社門前の賑わい」にみる歴史的風致

重点区域

川越市歴史的風致維持向上地区:約207ヘクタール

川越市歴史的風致維持向上計画(第1期)ダウンロード

関連情報

お問い合わせ

都市計画部 都市景観課 都市景観担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-5961(直通)
ファクス:049-225-9800
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