更新日:2015年1月3日
平成20年度 第3回川越市社会福祉審議会児童福祉専門分科会
開催日時 | 平成20年11月17日(月曜)午前10時30分から |
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場所 | 川越市市民会館 第1会議室 |
議題 | (1)かわごえ子育てプラン(後期計画)策定に係る個別施策の見直しについて (2)後期計画策定に係るニーズ調査について (3)事業者向けアンケート調査について (4)「次世代育成に関する子どもたちの作文・絵画」について (5)「かわごえ子育てプラン推進のための提案」について (6)その他 ・「新待機児童ゼロ作戦」に基づく保育等のニーズ調査実施報告 |
会議の公開・非公開 | 公開 |
傍聴者数 | 0人 |
議題1に関し、事務局より説明後、出席者による討論が行われた。討論の概要は以下のとおり。
(委員)
母乳育児相談について、廃止とのことであるが、理由を知りたい。
(総合保健センター)
定例の事業としては廃止となるが、母乳育児の支援をしていくという指針には変わりはない。今後は相談がある都度、支援をしていきたい。また、母乳育児相談をおこなっている医療機関等の情報も提供していく。
(委員)
「新生児訪問」と「こんにちは赤ちゃん事業」は重複してうけられるのか。
(総合保健センター)
「新生児訪問」で訪問した方は、「こんにちは赤ちゃん事業」の対象とはしない予定である。
(委員)
「母乳育児相談」や「保健推進委員による妊婦訪問」も終了とのことであるが、自分自身も妊婦訪問をうけて助けられたことがある。
「こんにちは赤ちゃん事業」の実施にあたっては、葉書による申込みだけでなく、柔軟に対応してほしい。また、4ヵ月以内の子どもを対象に訪問とのことであるが、全員を訪問することは現在の職員体制では困難が予想されるが、どのように対応するのか。
(総合保健センター)
現行の新生児訪問については、職員だけでなく雇い上げ助産師にも訪問してもらっている。出生児の3分の1程度を訪問している。「こんにちは赤ちゃん事業」にて全戸を訪問するには、かなりの人員が必要であるが、出生届等の際に確実に案内する等していきたい。また、申込みを待つだけでなく、行政側から働きかけをしていきたいとも考えている(訪問希望の葉書の提出がなかった人へ連絡をとる等)。実際に訪問する専門職は、できるだけ常勤職員に近い形で担当できるよう検討している。
(委員)
妊婦健康診査は、継続ではなく拡充でもよいのではないか。
(総合保健センター)
事務局と相談させていただきたい。
(事務局)
今回の資料が最終的なものではないので、意見等あれば今後もご提案いただきたい。
(議長)
目標設定については、指数を示す部分を含む場合、どの程度の規模のものにするのか等、予算とも関わってくると考えられる。予算確定後にも検証する必要がある。
議題1につき、他に質問等なければ、議題1を終了とし、関係各課についてはここまでで退席となるが、関係課の事業についても、意見等あれば今後もご提案いただきたい。
※ 関係各課退席
議題1に関し、事務局より説明後、出席者による討論が行われた。討論の概要は以下のとおり。
(議長)
12月中に発送・回収ということもあり、スケジュールが非常に厳しいことも勘案して議論していただきたい。
(委員)
以前にアンケートが送付されたことがあるが、ボリュームもあり回答しにくい感があった。回収率のことも考えると、郵送回答だけでなく、例えば、保護者会にて回答してもらう等工夫した方が良いのではないか。また、特に中学生向けには、教育委員会を通じて各学校にて実施する等した方が回収率も上昇するとも思うが、それらが可能かどうかをお聞きしたい。
(事務局)
全国的に行うものとなるので、無作為抽出した対象者に送付することとした。ボリュームは非常にあるので、回収率を考え、設問の選定をおこなっていきたい。
(議長)
無作為抽出はバラツキがないが、回収率が低くなってしまう。中学生を対象としたアンケートを実施する場合には、中学校毎にアンケートを配る方法もあるが、中学生のサンプル抽出方法としてはどのような方法を考えているのか。
(事務局)
中学生の場合も、中学生の住民基本台帳から抽出する予定である。
(委員)
住民基本台帳からの抽出でなければならないものなのか。
(事務局)
国等に確認をする
(委員)
設問項目が多く(15項目もあるものもある)、5項目程度にし、残りはその他として記述とはできないか。また、理解しにくい表現もあるので、文章を短くする等の工夫をした方が良い。
(議長)
前期アンケートでの設問を踏襲しなければならないこともあるが、新規に設定している項目を中心に再検討してもらいたい。
(事務局)
今回のご意見を参考にしながら、再検討したい。
(議長)
前期計画時のニーズ調査では、無作為抽出をおこなっているので、調査方法を変更してしまうと比較ができなくなってしまうこともあるため、その点にも留意した上で検討してもらいたい。
(委員)
アンケート発送前に、各学校を通じて保護者に対するアンケート調査の依頼をする等はおこなっているか。
(事務局)
これから実施しようと考えているが、前期計画時にはおこなってはいない。
(委員)
学童保育に関する設問で、「放課後児童クラブ」という言葉が使われているが、川越では「学童保育」と呼ばれており、言葉の表現を変更した方が良い箇所もある。また、子育て支援拠点に関する設問の選択肢に子育てサロンがない。
(事務局)
文言の修正はおこなっていく。また、子育て支援拠点に関する設問の選択肢には子育てサロンの選択肢を入れ、川越市の状況に合わせたものにするための検討が必要であると考えている。
(議長)
実施されるまでには修正されるということで良いか。
(事務局)
実施されるまでに修正されるということで良い。
(委員)
二次保育についての実態を把握できるような設問も必要だと思う。
(事務局)
検討したい。
(議長)
それ以外に意見がある方は、11月27日の最終案確定前に意見を提出してもらいたい。
議題3に関し、事務局より説明後、出席者による討論が行われた。討論の概要は以下のとおり。
(委員)
従業員数を問う設問があり、2007年4月1日現在の従業員数を問うているが、2008年4月1日とした方が、最新の状況も把握できるため良いのではないか。
(事務局)
2007年度の育児休業の取得者数等、その期間の状況を把握するために、年度頭書の日付となっている。
(委員)
設定期間における状況把握のためには年度頭書(2007年4月1日)の従業員数が有効であるが、ある時点の状況把握については新しい数値(2008年4月1日)の従業員数の方が有効ではないか。
(事務局)
2007年4月1日と2008年4月1日の両方の従業員数の項目を設けることとしたい。なお、設問項目の表示が小さいのは、商工会議所のファックスにてアンケート票を送付することを予定しているためであり、見難いがご了承いただきたいと思っている。
(委員)
2007年度中の「在籍中に出産した女性従業員」や「育児休業を開始した女性従業員」の数を問うているため、2007年度頭書(2007年4月1日)の従業員数の設問は残した方が良いのではないか。
(事務局)
そのようにしたい。
(委員)
年度頭書は新卒が含まれるため、いつの時点の従業員数を設定するかは検討が必要であると思う。
(議長)
いつの時点の従業員数を設問として設定するかについては、他の調査等も参考にしながら、事務局で検討してほしい。
(事務局)
商工会議所とも検討したい。
議題4に関し、事務局より説明後、会長より作文・絵画に関する審査員の提案があり、
作文の審査員として2名、絵画の審査員として1名が選出された。
議題5に関し、事務局より説明があった。当議題については、次回会議までに資料を読んでもらい、次回会議にて意見を出してもらうこととなった。
議題6「その他」につき、事務局より「新待機児童ゼロ作戦」に基づく保育等のニーズ調査実施報告が行われた。
事務局より、次回会議が2月に開催されること、次回の議題は「個別施策の見直し」・「かわごえ子育てプラン推進のための提案について」を中心にしたいことが伝えられた。
2008年11月17日
こども未来部 こども政策課 こども政策担当
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