市民の皆さんの選挙によって選ばれた代表者が、住みやすい郷土をつくるために話し合いを行っている場が市議会です。市議会では、市民の代表者である市議会議員が、重要な市政運営の方針を決定しています。

市議会を構成する市議会議員は、法律によって任期4年と定められ、川越市の場合、条例によってその定数を36人と定めています。

市議会は毎年一定の時期に開かれる定例会と、特に議会に提出する案件が生じたときなど必要に応じて開く臨時会とがあります。川越市の場合、定例会は1年に4回（3月、6月、9月、12月）開かれることになっています。

本会議は議案などを審議し、議会の最終意思を決定する最も重要な会議です。

議会には、本会議のほかに議会運営の効率化を図るため、それぞれの分野で専門的に案件を審査する内部機関として委員会が設けられています。川越市議会の委員会には総務財政・文化教育・保健福祉・産業建設の4常任委員会、議会運営委員会、必要に応じて設けられる特別委員会があります。

市長や議員から提出された議案（条例の制定・改正・廃止、予算、決算、重要な契約の締結など）は本会議での審議や委員会での審査を経て、その可否が決定されます。

議案に対する質問を「質疑」といいます。議員が、市行政全般にかかわることについて質問することを「一般質問」といいます。