川越市

「第三次川越市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」について

更新日:2023年1月26日

地球温暖化は、海面の上昇や水不足、作物不足等、深刻な影響を様々な分野や地域で世代を超えて及ぼすことが指摘されており、早急に取り組まなければならない重要な気候変動問題としてさらなる取組が求められています。

川越市では、2013年3月に「第二次川越市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を策定し、目標年度を2020年に掲げ、温室効果ガス排出量の削減に向けた市民・事業者・民間団体・行政等の各種取り組みを進めてきました。

2015年12月に「パリ協定」が採択され、地球温暖化対策は国際的に新たな局面に入りました。国は、「パリ協定」の目標実現に向けた計画として、2016年5月に「地球温暖化対策計画」を閣議決定しました。

本市の地球温暖化対策においても、このような国内外の情勢の変化に対応した実効性のある対策や温室効果ガス排出の更なる削減を図るとともに、気候変動への影響に対処することが求められています。

本計画は、地球規模の気候変動等の課題に対する取組を早期に推進するため、「第二次川越市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」からの継続性を保ちつつ、「パリ協定」や国の「地球温暖化対策計画」の基準等を踏まえ、新たな地球温暖化対策を推進していくものです。

計画のポイント

第三次川越市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)の表紙の画像

市内から排出される温室効果ガス排出量は、2014年度現在、約208万トンで、1990年度と比べて約31パーセント増加しています。

計画では、目指すべき将来像を「みんなでつくる、豊かさを実感できる二酸化炭素排出の少ないまち」として掲げ、中期的な削減目標として市域における温室効果ガス排出量を2030年度までに2013年度比で、26パーセント削減を目指す削減目標を設定しています。

温室効果ガスの削減目標の達成に向け、市の施策を「再生可能エネルギーの導入」、「市民・事業者の活動の促進」、「地域環境の整備」、「循環型社会の構築」の4つに体系化。施策体系の中から、特に重要度の高い事業を7つの重点プロジェクトとして抽出し、温室効果ガス排出量の削減を積極的に推進していきます。

また、気候変動の影響に対処するため、温室効果ガスの排出抑制等を行う「緩和」だけではなく、すでに現れている影響や中長期的に避けられない影響に対して「適応」を進めることが求められていることから、本市における適応策の6分野及び適応策に関する市民への啓発について適応策の方針を定め、気候変動の影響に対する取組を推進していきます。

施策の推進にあたっては、市、市民、事業者、民間団体及び滞在者が一体となって、地域ぐるみで実施していきます。また、施策の実施状況については、指標を活用した点検、評価を行い、結果は毎年度、報告書として取りまとめ、公表していきます。

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お問い合わせ

環境部 環境政策課 地球温暖化対策担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-5866(直通)
ファクス:049-225-9800
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