本市の水道事業は昭和29年に郭町浄水場からの水道水の供給を開始して以来、幾度かの拡張整備を行いながら、今日までに市内全域にわたって給水を行うことができるようになっています。

水道の整備がほぼ終了した現在、今後は、施設の維持管理や管路・施設設備の耐震化などの新たな課題に対応しつつ、安全で良質な水道水を引き続き供給し続けなければなりません。

このように、将来にわたって安全かつ良質な水道水を安定的に供給し、使用者の期待にこたえ続けるために、将来に向けての事業運営の方向性を明らかにすることを目的として「川越市水道ビジョン」を策定しました。

本ビジョンの計画期間は概ね10年程度とし、「第三次川越市総合計画」や「埼玉県水道整備基本構想」などの上位計画との整合を図りつつ、社会情勢の変化に柔軟に対応しながら適切な進行管理や見直しを行っていく予定です。