ようこそこんにちは。牛子小学校は昭和52年創立の開校47年目の学校です。子どもたちは「強く、正しく、美しく」の学校教育目標のもと様々な教育活動に取り組んでいます。

本校は、新河岸川と九十川に挟まれたところに位置し、江戸時代には牛子河岸が近くにあり舟運で栄えました。また、学校の周辺には田園も広がっており、田植え、蛙の大合唱、そして収穫まで、1年間を通して四季折々の景観を楽しむことができます。この地域は古くからの稲作地帯でもあり、子どもサポート事業では、田植え、稲刈り体験、収穫祭など自然の恵みに感謝をする行事が予定されています。

本校の特色ある活動では、3年生が収穫を祝う「南田島の足踊り」を地域の指導者から学びます。4年生は福祉や命について学びます。毎年、地域の指導者が盲導犬を連れて講話に来てくださっています。また、年間を通じて読み聞かせボランティア「カウベル」の方々が、様々な趣向を凝らし読み聞かせやブックトークをしてくれます。『読書推進』は学校の経営方針の一つに位置付け、全校で取り組み、成果を上げています。また、昨年度から放課後子ども教室「カウキッズ」が3年生限定ですが始まりました。

また、6年生から1年生までの異学年によるふれあいタイムの活動があります。縦割り集団で、それぞれの役割を果たすことにより、思いやりの心をはぐくむことに繋がっています。異年齢集団で取り組む、牛子小まつりは、ゲーム遊びを工夫して、みんなが楽しめるような活動です。

登下校では、地域の安全支援ボランティアの方々が子どもたちを見守ってくれています。地域の方々の惜しみないご協力に支えられ、子どもたちの安心・安全な学校生活が成り立っています。子どもたちも感謝の心をもって、「2学期も見守りありがとうございました」などとあいさつをしています。

牛子小学校は保護者や地域の皆様に支えられている学校です。令和5年度も、児童が自分のよさや可能性を発揮し、「一人一人の瞳が生き生きと輝く学校」を目指し、皆様のご協力を得ながら様々な教育活動に取り組んでまいります。変わらぬご支援ご協力をお願いいたします。

令和5年度　川越市立牛子小学校　校長　新井久美子