平成21年3月31日をもちまして、古谷東小学校が閉校となります。在校生、卒業生、保護者、地域の皆様、そして、私たち教職員にとりましても誠に寂しい限りです。
　昭和62年古谷小学校から分かれ、開校して22年間の歳月が流れ、再び古谷小学校と一緒になります。
　教育熱心な保護者、PTA、地域の方々のご支援、ご協力のもと子ども達は、伸び伸びと、そして、力強く学校生活を送ってきました。しかしながら、児童数の減少が著しく、将来を担う子ども達の人間形成上、必要不可欠な社会性を身につけさせることに支障がでてきました。
　子ども一人ひとりには、無限の可能性があり、それを伸ばすための教育は、互いの良さを認め合い、励ます多くの体験や創造性を高める集団活動等教育環境を充実させることです。子ども達の個性が発揮出来、多様な考えを持った友達と「学び」「遊び」を通して「喜び」「悲しみ」「悩み」など互いに理解し合う機会を得ることにより、人間として大きく成長を遂げるものと確信しております。
　平成21年4月からは古谷小学校に通うことになりますが、「心身ともにたくましく、恕の心を大切にし、思いやりのある心豊かな古谷東小学校のこどもたち」と言われるよう願っています。
　古谷東小学校が閉校となりましても、これまでに築かれた伝統は、関係皆様方の心の中にはもとより、川越市の学校史の貴重な一頁として永遠に刻み込まれることと思います。
　今日まで、長年にわたり、川越市立古谷東小学校の発展にご尽力いただいた歴代校長先生をはじめ、教職員の皆様、PTAの皆様、地域の皆様、さらには、多くの学校関係者の皆様からいただいたご厚情に感謝申し上げ挨拶とさせていただきます。