更新日:2018年11月18日
平成30年11月9日金曜日17時頃、埼玉県食品安全課から川越市保健所に「10月27日土曜日18時30分頃に4名で川越市内の飲食店で食事をしたところ、4名が体調不良を呈した。」旨の連絡がありました。
川越市保健所では、関係自治体の協力を得ながら患者、施設等の調査を行い、原因究明に努めてきました。その結果、11月16日金曜日、食中毒と断定し、当該営業者に対して3日間の営業停止処分を行いました。
喫食者:4名
発症者:4名
症状:下痢、発熱、腹痛等
初発年月日:平成30年10月29日月曜日
喫食メニュー:やきとり(つくね、もも、三角、せせり等)、唐揚、カマンベールコロッケ、山芋の鉄板焼き、ポテトフライ、サラダ(大根、ポテト)等
なお、患者は全員快方に向かっている。
カンピロバクター
川越市内の飲食店
処分決定日:平成30年11月16日金曜日
営業停止期間:平成30年11月16日金曜日から平成30年11月18日日曜日まで
この菌は、鶏や牛、豚などの家畜やペット類などあらゆる動物の腸管内に分布しています。そして、これらの動物の糞に汚染された肉や水を介して、食中毒が引き起こされます。
この菌は、少量の酸素がある状態(微好気)という条件下で増殖し、常温の空気中では、徐々に死滅してしまいますが、4℃以下の温度では、かなり長い間生きています。また、少量の菌量でも発症するため、飲用水の汚染があった場合には、大量の患者が発生することがあります。
潜伏期間(感染から発症までの時間)は約2日から7日と長く、主症状は下痢、腹痛、発熱などです。
保健医療部 食品・環境衛生課 食品衛生担当(川越市保健所内)
〒350-1104 川越市小ケ谷817番地1
電話番号:049-227-5103(直通)
ファクス:049-224-2261
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