更新日:2023年10月9日
令和5年10月2日月曜日9時15分頃、川越市民から、「9月20日水曜日18時頃に、5人で川越市内の飲食店を利用したところ、9月21日木曜日夜から発熱、腹痛、下痢、嘔吐の症状を呈した。」との連絡がありました。
川越市保健所では、関係自治体の協力を得ながら、患者、施設等の調査を行い、原因究明に努めてきました。その結果、10月6日金曜日、食中毒と断定し、当該営業者に対して3日間の営業停止処分を行いました。
喫食者:5名 発症者:5名
症状:下痢、腹痛、発熱等
喫食年月日:令和5年9月20日水曜日18時
初発年月日:令和5年9月22日金曜日0時
喫食メニュー:ムール貝の酒蒸し、よだれ鶏、あげ鶏、小籠包、五目春巻き等
カンピロバクター
川越市内の飲食店
処分決定日:令和5年10月6日金曜日
営業停止期間:令和5年10月6日金曜日から令和5年10月8日日曜日まで
川越市保健所は営業者に対して、食中毒の再発防止を目的に、施設の消毒を指示するとともに、従事者への衛生教育等を行う。
この菌は、鶏や牛、豚などの家畜やペット類などあらゆる動物の腸管内に分布しています。そして、これらの動物の糞に汚染された肉や水を介して、食中毒が引き起こされます。
この菌は、少量の酸素がある状態(微好気)という条件下で増殖し、常温の空気中では、徐々に死滅してしまいますが、4℃以下の温度では、かなり長い間生きています。また、少量の菌量でも発症するため、飲用水の汚染があった場合には、大量の患者が発生することがあります。
潜伏期間(感染から発症までの時間)は約2日から7日と長く、主症状は下痢、腹痛、発熱などです。
保健医療部 食品・環境衛生課 食品衛生担当(川越市保健所内)
〒350-1104 川越市小ケ谷817番地1
電話番号:049-227-5103(直通)
ファクス:049-224-2261
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