更新日:2022年10月31日
令和4年10月21日金曜日14時30分頃、埼玉県吉川市民から川越市保健所に「10月14日金曜日19時頃に、職場の同僚4人と川越市内の飲食店を利用したところ、10月18日火曜日8時頃から下痢の症状を呈した。」との連絡がありました。
川越市保健所では、関係自治体の協力を得ながら患者、施設等の調査を行い、原因究明に努めてきました。その結果、10月26日水曜日、食中毒と断定し、当該営業者に対して5日間の営業停止処分を行いました。
喫食者:5名
発症者:4名
症状:下痢、発熱等
初発年月日:令和4年10月17日月曜日
喫食メニュー:白レバー、つくね、フライドポテト、バーニャカウダ、卵焼き 等
カンピロバクター
川越市内の飲食店
処分決定日:令和4年10月26日水曜日
営業停止期間:令和4年10月26日水曜日から令和4年10月30日日曜日まで
この菌は、鶏や牛、豚などの家畜やペット類などあらゆる動物の腸管内に分布しています。そして、これらの動物の糞に汚染された肉や水を介して、食中毒が引き起こされます。
この菌は、少量の酸素がある状態(微好気)という条件下で増殖し、常温の空気中では、徐々に死滅してしまいますが、4℃以下の温度では、かなり長い間生きています。また、少量の菌量でも発症するため、飲用水の汚染があった場合には、大量の患者が発生することがあります。
潜伏期間(感染から発症までの時間)は約2日から7日と長く、主症状は下痢、腹痛、発熱などです。
保健医療部 食品・環境衛生課 食品衛生担当(川越市保健所内)
〒350-1104 川越市小ケ谷817番地1
電話番号:049-227-5103(直通)
ファクス:049-224-2261
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