川越市

高齢者の結核が増えています

更新日:2024年3月25日

高齢者の結核が増えています

結核の患者数は年々減少していますが、近年、結核がかつて「国民病」と呼ばれていた時代に感染した方が、潜伏期間を経て、高齢化による免疫力の低下で発症するケースが多くみられます。新たに結核を発症した方の約7割は60歳以上で、特に80歳以上が約4割を占めています。結核の早期発見のためには、定期的に胸部エックス線検査を受けることが大切です。

  • 結核は、感染者の咳やたんに含まれている結核菌が空気中に飛び散り、それを吸い込むことで発症します。結核に感染していることに気がつかないでいると、周囲の人にうつしてしまう恐れがあります。結核検診は個人の健康のためだけでなく、家族や社会への感染を防ぐためにも重要です。
  • 結核に感染すると、咳・たん・発熱等の症状が出ますが、高齢の方は、自覚症状が乏しく、結核の発見が遅れてしまうことがあります。

川越市では、40歳以上の方を対象に、肺がん(結核)検診として、胸部エックス線検査を実施しています。検診や診療等で、胸部エックス線検査を受ける機会がない方は、ぜひご利用ください。

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保健医療部 健康管理課 成人健診担当(川越市総合保健センター内)
〒350-1104 川越市小ケ谷817番地1
電話番号:049-229-4126(直通)
ファクス:049-225-2817
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