更新日:2022年10月20日
以下の症状が出現したら、早めに医療機関に受診してください。
手足口病は、口の中や、手足などに水疱性(水ぶくれ)の発疹が出る病気です。
こどもを中心に、主に夏季に流行します。
感染してから3から5日後に、口の中、手のひら、足底や足背などに、水疱性発疹がでます。発症初期に38℃前後の発熱を伴うことが半分から3分の1程度の方にみられますが、あまり高くならないことが多く、高熱が続くことは通常ありません。ほとんどの方は数日間のうちに治る病気ですが、まれに髄膜炎等の合併症を引き起こすことがあるので、経過観察が大切です。
飛沫感染(くしゃみや咳で飛び散ったしぶき等を吸い込むことで感染)
接触感染(タオルやコップ、オムツ交換後の手を介して感染)
糞口感染(便の中に排泄されたウイルスが口に入って感染)
手足口病そのものに有効な薬は無いため、症状に合わせた対症療法や経過観察となります。
口の中の痛みのために飲食が出来ないときは、脱水症状を起こさないように、柔らかく、薄味の食べ物を取るようにし、少量ずつこまめな水分補給を心がけましょう。
保健医療部 保健予防課 感染症担当(川越市保健所内)
〒350-1104 川越市小ケ谷817番地1
電話番号:049-227-5102(直通)
ファクス:049-227-5108
E-Mail:このページの作成担当にメールを送る