川越市

デング熱に注意しましょう!

更新日:2023年6月6日

2014年8月にデング熱の国内感染が約70年ぶりに報告されました。
以降、2019年にも国内感染が報告されており、今後も国内発生が懸念されます。
蚊を介する感染症を防ぐためには、蚊を増やさない、蚊に刺されないことが重要です。
また、蚊に刺されて、急な発熱や頭痛等がでた時は、早めに医療機関を受診してください。

デング熱とは?

デングウイルスが感染しておこる疾患で、アジア、中南米、アフリカ等の広範な地域で流行しています。
国内感染は70年ありませんでしたが、2014年8月、代々木公園を発端とした国内感染が報告されました。
2019年にも国内感染が報告されています。

症状は?

急な発熱、頭痛(特に目の奥の痛み)、関節痛、筋肉痛、発疹(熱が下がった後に出ることが多い)などです。
潜伏期は2日から15日で、多くは3日から7日で発症します。
通常、1週間程度で治ります。
まれに、重症化(デング出血熱)し、適切な治療がされないと、致死性の病気となります。

どのようにしてうつりますか?

デングウイルスは、ヒトー蚊ーヒトという経路で蚊が媒介して感染します。ヒトからヒトに直接感染することはありません。
媒介するのは、ヒトスジシマカ(いわゆるヤブ蚊)で、日本に生息するヒトスジシマカは、通常はデングウイルスを持っていません。
この蚊が感染者を刺すと、蚊の体内にデングウイルスが入り、他の方を刺すことによって感染が起こります。
蚊に刺されて感染しても、発症する頻度は10パーセントから50パーセントです。

治療法は?

今のところ、デング熱に効く薬やワクチンはありません。
症状に応じて、解熱剤や鎮痛剤の投与を行います。

予防法は?

予防法は、蚊に刺されないことです!
屋外の蚊の多いところで活動する場合は、長袖、長ズボンの着用、虫よけ剤等を使用し、蚊に刺されないように注意しましょう。
また、蚊は植木鉢の受け皿やプラスチック容器などに溜まった雨水など、小さな水たまりで発生するので、日頃から住まい周囲の水たまりを無くすように心がけましょう。

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お問い合わせ

保健医療部 保健予防課 感染症担当(川越市保健所内)
〒350-1104 川越市小ケ谷817番地1
電話番号:049-227-5102(直通)
ファクス:049-227-5108
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