川越市

川越市で就農をめざす方へ

更新日:2024年2月21日

川越市就農支援情報

地域と農業の紹介

川越市の農業は、市域の約7割を占める市街化調整区域を中心に広がる水田、畑地において、水稲、野菜、果実、花きなどが生産され、県内第6位の64億8千万円(令和3年)の農業産出額を有しています。人口は35万人を超え、庭先販売や直売所の出荷など、消費者に直接農産物を提供しやすい環境にあります。また、年間390万人(令和3年)を超える観光客が訪れ、観光農園(サツマイモ等)にも力を入れています。

主な農産物

東京圏に位置する産地として、ホウレンソウ、カブ、エダマメなど、鮮度が求められる農産物や、サトイモのように市場において高く評価されている農産物を中心に都内などに供給されています。
また、サツマイモは「川越いも」とも呼ばれ、有名な農産物となっています。

求める新規就農者

・積極的に農業に取り組む意欲のある方
・高齢化・後継者不足が進む中で、地域の担い手として地域の活性化や、地域の抱える課題等に対して積極的に協力いただける方
・地域の方や関係機関とのコミュニケーションを積極的にとり、地域とのつながりを大切にできる方
・共販出荷だけでなく、直売所での販売や庭先販売、観光農園など多様な販売形態に興味のある方

新規就農者への支援内容

区分 支援項目 支援内容
就農意欲喚起 就農相談対応、就農相談会の開催 ・就農相談については随時受け付けております。また、年に一度埼玉県農業大学校にて就農相談会を実施しています。
ホームページ、パンフレット等での情報提供

・関係機関が連携し、実践的な研修等を行う「いるま地域明日の農業担い手育成塾」について、チラシ等による情報提供を行っています。(埼玉県及びいるま野農業協同組合ホームページでも情報提供を行っています)

就農前の支援 研修の実施(生産技術・農業経営の研修、研修先とのマッチング等)

・農業大学校では5学科8専攻を設置し、講義、実習、農家研修を組み合わせた実践教育を行っています。
・関係機関が連携し、実践的な研修等を行う「いるま地域明日の農業担い手育成塾」において、経営開始に必要な技術習得や農地・販路の確保のサポート、営農資金の相談を行っています。(入塾には要件があります)

農地、施設、機械のあっせん、営農資金の相談等 ・関係機関が連携し、実践的な研修等を行う「いるま地域明日の農業担い手育成塾」において、経営開始に必要な技術習得や農地・販路の確保のサポート、営農資金の相談を行っています。(入塾には要件があります)
販路確保、販路開拓に向けた支援 ・関係機関が連携し、実践的な研修等を行う「いるま地域明日の農業担い手育成塾」において、経営開始に必要な技術習得や農地・販路の確保のサポート、営農資金の相談を行っています。(入塾には要件があります)
就農後の定着・経営発展に向けた支援 就農後の生産技術・経営力向上のための指導、研修 ・埼玉県川越農林振興センター、いるま野農業協同組合、川越市農業委員会と連携してサポートを行います。
規模拡大に向けた農地、施設・機械のあっせん、営農資金の相談等 ・埼玉県川越農林振興センター、いるま野農業協同組合、川越市農業委員会、日本政策金融公庫にて相談を行います。

基本的な就農までの流れ

1 就農相談
 窓口、電話にて就農相談を随時受け付けています

2 事業計画作成
 就農相談後、自立就農に向けた具体的な計画を作成していただきます

3 埼玉県農業大学校1年以上の課程卒業または先進的農業経営体における1年以上の実地研修

4 研修農地のあっせん(農業委員会事務局)

5 いるま地域明日の農業担い手育成塾(2年間)
 研修農地にて、2年間実地研修を行います

6 独立・自営就農

経営開始5年目の農業経営の目標・農業経営モデル

営農累計 品目 経営規模 収量 収支 労働力 主たる従事者1人当たり労働時間
施設野菜 ほうれん草 30a 1.3t/10a

売上 504万円
経費 220万円
所得 284万円

専従 1人
パート 2人

1,800h/年
里芋 40a 2.7t/10a

主な機械・施設  
トラクター 1台
軽トラック 1台
畑灌漑施設 1

お問い合わせ

産業観光部 農政課 経営支援担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-5939(直通)
ファクス:049-224-8712
E-Mail:このページの作成担当にメールを送る

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