更新日:2021年9月15日
2021年8月7日(土曜)から9月12日(日曜)
川越出身のマンガ家・花村えい子(1929-2020)は少女マンガのパイオニアとして位置づけられています。キラキラの目にカラフルな髪の色をはじめ、現在に至るマンガの少女像の原型を創りだしました。埼玉県立川越女子高校を卒業し、女子美術大学で学んだ花村は、結婚後、貸本屋時代の1959年にマンガ家としてデビューしました。可愛い少女のイラストは文房具のキャラクターとしても起用され、そのイメージは広く流布されました。読者層の成長に合わせ、しだいに抒情的なマンガを描くようになりました。代表作はドラマの原作にもなった「霧のなかの少女」や川越を舞台にした「花影の女」などがあります。また『源氏物語』をはじめとする古典文学をマンガにするなど、活動の幅を広げました。惜しくも昨年12月にご逝去されましたが、生涯現役を貫きました。
本展では、花村のマンガ原画や当時の掲載誌等の貴重な資料に加え、交流のあったマンガ家たちの資料も展観します。懐かしくてかわいい少女マンガを存分に楽しめる展覧会です。
午前9時から午後5時(入場は午後4時30分まで)
月曜日(8月9日は開館)、8月10日(火曜)
区分 | 個人料金 | 団体料金(20人以上) |
---|---|---|
一般 | 600円 | 480円 |
大学生・高校生 | 300円 | 240円 |
中学生以下 | 無料 | なし |
日時:2021年9月4日(土曜) 午後2時から
会場:企画展示室
費用:無料(要当日観覧券)
本展覧会のツイッターやインスタグラムをフォローし、会場の写真をSNSに投稿すると抽選で花村えい子関連グッズが当たります(有限会社FMGが運営)。
ツイッターまたはインスタグラムで花村えい子と漫画公式アカウント( @eiko_hanamura60)をフォローの上、ハッシュタグ「 #花村えい子と漫画」をつけて投稿してください。
会期中の平日午前9時から午前10時に来館された方、またはぬりえコンテストに参加された方に花村えい子のイラスト絵はがきを差し上げます。無くなり次第終了します。
ぬりえコンテスト賞品
会場で配布するぬりえでコンテストに参加することができます。ぬったぬりえを当館にご提出いただき、優れたぬりえの方3名様に花村えい子関連グッズをプレゼントします。ぬりえは展示室内に飾ります。9月20日(月曜・祝日)締め切り(必着)です。
(注記)提出されたぬりえは返却しません。
川越市立美術館
花村えい子画業60周年記念巡回展実行委員会、有限会社エフ・エム・ジー
紋蔵庵
埼玉県立川越女子高等学校同窓会、川越氷川神社、株式会社櫻井印刷所、株式会社亀屋、公益社団法人日本漫画家協会、株式会社ウィズアンドウィズ、ONO BRAND DESIGN、図書の家、学校法人専門学校東洋美術学校、シャチハタ株式会社、株式会社サクラクレパス、ebookjapan
川越市立美術館
〒350-0053 川越市郭町2丁目30番地1
電話番号:049-228-8080(直通)
ファクス:049-228-7870
E-Mail:このページの作成担当にメールを送る