川越市

黄金期の浮世絵 歌麿とその時代(2016年度春)

更新日:2016年6月13日

黄金期の浮世絵 歌麿とその時代

会期

2016年4月23日(土曜)から6月12日(日曜)まで

東洲斎写楽《二世市川門之助 伊達の与作》
1

喜多川歌麿《青楼三美人》
2

歌川豊国《役者舞台之姿絵 はま村や》
3

1 東洲斎写楽《二世市川門之助 伊達の与作》
2 喜多川歌麿《青楼三美人》
3 歌川豊国《役者舞台之姿絵 はま村や》
4 栄烏《青楼美人合 五明楼文越》
5 勝川春章《四世岩井半四郎の揚巻と二世市川八百蔵の助六》

栄烏《青楼美人合 五明楼文越》
4

 喜多川歌麿(1753?-1806年)は、浮世絵における美人画を代表する絵師です。錦絵がもっとも華やかに展開した天明・寛政期(1781-1801年)に活躍し、背景に雲母摺り(きらずり)を施した贅沢な錦絵や、寛政4年(1792年)頃から描き始めた「美人大首絵」で注目を集めました。歌麿は、それまでの全身像から、顔をクローズアップする構図を考案し、表情から内面までも詳細に描こうとしました。同時期に美人画とならんで人気を博したのが役者絵でした。役者の一瞬の表情を捉え、大胆に表現した東洲斎写楽(生没年不詳)や、歌舞伎ファンの理想をかなえた歌川豊国(1769-1825年)らが登場しました。
 本展では、歌麿とその弟子をはじめ、鳥居清長や鳥文斎栄之、写楽、勝川派、歌川派など、個性豊かな絵師たちによる美人画と役者絵130点余りを展示します。肉筆画を含む黄金期の浮世絵の魅力をどうぞお楽しみください。
 
出品作家
喜多川歌麿、鳥居清長、鳥文斎栄之、東洲斎写楽、勝川春章、歌川豊国 ほか

勝川春章《四世岩井半四郎の揚巻と二世市川八百蔵の助六》
5

開館時間

午前9時から午後5時(入場は午後4時30分まで)

休館日

月曜日(5月2日は開館)

観覧料

一般 500円(400円)
大学生・高校生 250円(200円)
中学生以下 無料
 ( )内は20名以上の団体料金

  • 障害者手帳をお持ちの方と付添者1名 無料
  • 「川越きものの日」にちなみ、8日、18日、28日に着物で来館された方は団体料金

関連イベント

講演会「歌麿とその時代 浮世絵は謎がいっぱい」

 5月8日(日曜) 午後2時から3時30分
 講師:中右 瑛(なかう えい)さん(国際浮世絵学会常任理事)
 

美術講座「浮世絵の基礎知識」

 5月21日(土曜) 午後2時から3時30分
 

ギャラリートーク(学芸員による作品解説)

 5月12日(木曜) 午後2時から2時30分
 6月4日(土曜) 午後2時から2時30分
 

主催

川越市

監修

中右 瑛(国際浮世絵学会常任理事)

企画協力

E.M.I.ネットワーク

お問い合わせ

川越市立美術館
〒350-0053 川越市郭町2丁目30番地1
電話番号:049-228-8080(直通)
ファクス:049-228-7870
E-Mail:このページの作成担当にメールを送る

市のトップへ戻る