川越市中心三駅周辺地区都市再生整備計画(都市構造再編集中支援事業)
最終更新日:2023年7月12日
1.計画の位置づけ
本市では、人口減少・少子高齢社会の到来を見据え、立地適正化計画を策定し、持続可能なコンパクト・プラス・ネットワークのまちづくり(集約型都市構造の形成と公共交通の充実)を進めています。
立地適正化計画の中で都心核に位置づけられた中心三駅(川越駅・本川越駅・川越市駅)周辺地区では、都市の拠点となる施設の誘導・整備と拠点へのアクセスを向上する都市基盤を整備するため、「川越市中心三駅周辺地区都市再生整備計画」を策定し、国の支援制度である「都市構造再編集中支援事業」を活用して、まちづくりを進めています。
2.都市構造再編集中支援事業
「都市構造再編集中支援事業」とは、立地適正化計画に基づき、市町村や民間事業者等が行う一定期間内(概ね5年)の医療、社会福祉、子育て支援等の都市機能や居住環境の向上に資する公共公益施設の誘導・整備、防災力強化の取組み等に対して、国が総合的・集中的な支援を行う国庫補助制度です。
令和元年度までは、社会資本整備総合交付金の基幹事業である都市再生整備計画事業(都市再構築戦略事業)として位置づけられておりましたが、令和2年度から制度再編により個別支援制度として創設されました。
都市構造再編集中支援事業の詳細につきましては、下記ホームページをご覧ください。
3.計画の概要
川越駅及び本川越駅の周辺に都市の拠点となる社会福祉施設や子育て支援施設を誘導・整備し、拠点へのアクセスを向上させるため、川越駅周辺において交通結節点や道路を整備します。
面積
194.2ヘクタール
交付期間
平成29年度から令和3年度まで
目標
大目標:公的不動産活用を中心とした、誰もがいつまでも住みたくなるまち、交流とにぎわいのあるまちの実現
小目標1:あらゆる世代の快適な生活を可能とする居住誘導と公的不動産活用を中心とした都市機能の集積
小目標2:公共交通の利便性向上による、本地区と周辺都市拠点及び居住地の円滑な移動の確保
小目標3:魅力あるまちなみづくり、商業活性化支援によるにぎわいの創出
目標を定量化する指標
指標 | 従前値 | 目標値 |
---|---|---|
地区内人口 | 20,948人 |
21,000人 |
地区内の鉄道・路線バス利用者数 | 112,349,964人 | 113,000,000人 |
地区内の歩行者・自転車通行量 | 120,464人 | 144,000人 |
都市機能誘導区域(三駅を中心とした周辺)内の都市機能誘導施設立地数 |
25件 | 29件 |
立門前界隈の歩行者・自転車通行量 | 15,840人 | 16,879人 |
観光客の平均消費額 | 4,073円 | 5,100円 |
交付対象事業
事業 | 事業箇所名 |
---|---|
道路 | 市道0009号線 |
市道1526号線 | |
川越駅東口駅前広場(市道0007号線) |
|
地域生活基盤施設 | 川越駅西口歩行者用デッキ |
川越駅東口駅前広場サイン | |
高質空間形成施設 | 川越駅西口歩行者用デッキシェルター |
川越駅西口歩行者用デッキエスカレーター | |
川越駅東口歩行者用デッキ床タイル | |
川越駅東口歩行者用デッキ歩行支援施設 | |
川越駅東口駅前広場公衆便所 | |
川越駅東口駅前広場エスカレーター | |
誘導施設 | 子育て安心施設(地域包括支援センター) |
子育て安心施設(乳幼児一時預かり施設) | |
子育て安心施設(子ども送迎センター) |
4.事後評価について
都市再生整備計画の終了年度(令和3年度)に、目標の達成状況に関する事後評価を実施し、その結果を公表するとともに、国(国土交通大臣)へ提出します。
また、事後評価等が適切に行われたことを中立・公正な立場で確認すること、及び、今後のまちづくりについて意見を求めることを目的とした、第三者機関による審議を経ることが推奨されています。
川越市では、川越市中心三駅周辺地区の整備を推進するため、平成29年度から令和3年度までの5か年にわたり、川越市中心三駅周辺地区都市再生整備計画(都市構造再編集中支援事業)に基づき事業を実施してきました。
同計画の事後評価の原案を作成し、第三者機関(川越市都市再生整備計画審議会)の審議を経て事後評価を実施しましたので、その結果について公表します。
5.フォローアップについて
計画最終年度である令和3年度に事後評価を実施しましたが、全ての数値目標の達成状況を暫定値である「見込み値」で評価せざるを得なかったため、その後確定値を計測して評価するフォローアップを実施する必要があります。
このたび、設定した6項目の数値目標のうち1項目について確定値を計測して評価を実施し、今後のまちづくり方策を検証するために、フォローアップ報告書を作成しましたので公表します。
なお、他5項目については、令和4年9月にフォローアップ結果の公表は実施済みとなります。
ダウンロード
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
お問い合わせ
都市計画部 川越駅西口まちづくり推進室 計画調整担当
〒350-1124 川越市新宿町1丁目12番地8
電話番号:049-245-6011(直通)
ファクス:049-245-6116