川越駅西口駅前広場づくりワークショップが開催されました。
最終更新日:2015年1月3日
【開催日】 | 平成23年 7月23日(土曜) 8月 6日(土曜) 8月27日(土曜) 9月 3日(土曜) |
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【開催場所】 | 川越駅西口まちづくり推進室 会議室 |
【参加者】 | 地元自治会、商店会の推薦者 4名 身体障がい者団体の推薦者 4名 東洋大学生 2名 一般公募 12名 |
【協力】 | 東洋大学、国際航業株式会社 |
【事務局】 | 川越市都市計画部 川越駅西口まちづくり推進室 |
開 催 日 | 時 間・内 容 | 講 師 |
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第1回 平成23年7月23日(土曜) |
13時55分 開校式 14時5分 オリエンテーション 14時40分 基礎学習その1「川越駅西口駅前広場の現状について」 (15時15分から15時25分 休憩) 15時25分 基礎学習その2「駅前広場について」 (16時20分から16時30分 休憩) 16時30分 グループワーク 17時10分 終了 |
東洋大学 情報総合学部 |
第2回 平成23年8月6日(土曜) |
14時 実際に駅前広場を見てみよう (15時から15時15分 休憩) 15時15分 グループワーク 17時5分 終了 |
東洋大学 総合情報学部 教授 尾崎 晴男 |
第3回 平成23年8月27日(土曜) |
14時 基礎学習その3「大震災の経験から駅前広場の改修への方向性の検証」 1.塩竈市の被害の概要 2.都市部による震災時での駅周辺の問題 14時40分 グループワーク 17時 終了 |
東洋大学 総合情報学部 |
第4回 平成23年9月3日(土曜) |
14時 グループワーク 15時40分 研究成果の発表 16時45分 閉校式 17時 終了 |
東洋大学 総合情報学部 教授 尾崎 晴男 |
グループワークによる研究成果
Aグループ
出入口と信号機
出入口:本川越駅側(定周期)
出口のみ:所沢方面側(手押し)
一般車と公共交通の分離方法
バス:専用
タクシーと一般車:併用
バスの走行性(軌跡)、バス乗降場
ゆったり
乗降場:8箇所
タクシー乗降場、タクシープール
のりば:2箇所(広場と駅舎前)
おりば:1箇所(駅舎前)
プール:22台
送迎バス、観光バスへの対応
乗降場:なし
西口暫定自由広場に乗降場を整備する。
トイレ、待合所
トイレ:あり
待合所:スペースを設ける
歩行者用デッキのデザイン
- 延伸可能な構造にする。
- 待合スペースを設ける。
- 円形広場を創出する。
その他
- バリアフリーに対応した構造にする。(エレベーターの設置、段差の解消、身障者乗降場の整備など)
- 噴水広場に代わる憩いの場を創出する。
- 地下道は撤去する。
- 交通広場とデッキを繋ぐエスカレーターを設置する。
- 災害時の一時避難所としての機能を持たせる。
- 一般車タッチ&ゴーエリアを設ける。
- 一般車駐車場を設ける。
- 駅前広場出口の渋滞解消のため、所沢方面側から出られるようにする。
- 喫煙場所は歩行者動線と離れたところに設ける
Bグループ
出入口と信号機
入口:本川越駅側(定周期)
出口:南大塚線(定周期)
所沢方面側の手押し信号はそのまま
一般車と公共交通の分離方法
バス:専用
タクシーと一般車:併用
バスの走行性(軌跡)、バス乗降場
ややきつい
乗降場:8箇所
タクシー乗降場、タクシープール
のりば:1箇所(駅舎前)
おりば:1箇所(駅舎前)
プール:19台
送迎バス、観光バスの対応
乗降場:なし
西口暫定自由広場に乗降場を整備する。
トイレ、待合所
トイレ:あり
待合所:スペースを設ける
歩行者用デッキのデザイン
- 延伸可能な構造にする。
- 待合スペースを設ける。
その他
- バリアフリーに対応した構造にする。(エレベーターの設置、段差の解消、身障者乗降場の整備など)
- 噴水広場に代わる憩いの場を創出する。
- 地下道は撤去する。
- バス専用信号機を設置する。
- 一般車タッチ&ゴーエリアを設ける。
- 一般車駐車場を設ける。
- 駅前広場へ進入する専用レーンを設ける。(南大塚線を一部4車線化)
Cグループ
出入口と信号機
出入口:本川越駅側(定周期)
出口のみ:南大塚線(定周期)
所沢方面側の手押し信号はそのまま
一般車と公共交通の分離方法
バスとタクシー:併用
一般車:専用
バスの走行性(軌跡)、バス乗降場
ややきつい
乗降場:7箇所
タクシー乗降場、タクシープール
のりば:1箇所(広場)
おりば:1箇所(駅舎前)
プール:20台
送迎バス、観光バスの対応
乗降場:なし
西口暫定自由広場に乗降場を整備する。
トイレ、待合所
トイレ:あり
待合所:スペースを設ける
歩行者用デッキのデザイン
- 延伸可能な構造にする。
- 待合スペースを設ける。
- 大広場を創出する。(緑、水の空間の創出)
その他
- バリアフリーに対応した構造にする。(エレベーターの設置、段差の解消、身障者乗降場の整備など)
- 噴水広場に代わる憩いの場を創出する。
- 地下道は歩道としては利用しない。(別の利用方法を検討する。)
- 電光掲示板等の整備(聴覚障がい者への情報提供のため)
- 災害時の一時避難所としての機能を持たせる。
- 停電時でも歩行者の移動に支障が少ない整備(太陽光発電など)
- 現存のクスの木(4本)を残す。
- 一般車タッチ&ゴーエリアを設ける。
- 駅前広場へ進入する専用レーンを設ける。(南大塚線を一部4車線化)
- タクシーショットガンシステムを導入する。
- 喫煙場所はデッキの下に設ける。
Dグループ
出入口と信号機
出入口:南大塚線(定周期)
入口のみ:本川越駅側(手押し)
出口のみ:所沢方面側(手押し)
一般車と公共交通の分離方法
バス:専用
タクシーと一般車:併用
バスの走行性(軌跡)、バス乗降場
ややきつい
乗降場:10箇所
タクシー乗降場、タクシープール
のりば:2箇所(駅舎前)
おりば:1箇所(駅舎前)
プール:15台
送迎バス、観光バスの対応
乗降場:観光バス乗降場2台分
送迎バスは、西口暫定自由広場に乗降場を整備する。
トイレ、待合所
トイレ:あり
待合所:スペースを設ける
歩行者用デッキのデザイン
- 延伸可能な構造にする。
- 待合スペースを設ける。
その他
- バリアフリーに対応した構造にする。(エレベーターの設置、段差の解消、身障者乗降場の整備など)
- 噴水広場に代わる憩いの場を創出する。
- 地下道は撤去する。
- 駅舎前にエレベーターを設置する。
- 駅舎前と、南大塚線にエスカレーターを設置する。
- 一般車タッチ&ゴーエリアを設ける。
- 駅前広場出口の渋滞解消のため、所沢方面側から出られるようにする。
駅前広場の問題点
駅周辺道路部の通過交通の処理
- 駅前広場と通過交通が交錯しており、ピーク時は混雑している。
- 都市計画道路川越駅南大塚線への右折がしづらい。
歩行者の車道部の乱横断
- 駅前広場内の車両との交錯により人身事故の恐れがある。
一般車の広場内流入と駐停車
- 駅前広場内に一般車が流入し、バス・タクシーとの交錯が激しい。
- 一般車乗降場がないため、いたるところで駐停車している。
川越駅南大塚線の観光バス、送迎バスの駐停車
- 駐停車により交通の妨げとなる。
歩道や地下道のバリアフリー化の遅れ
- 駅⇔都市計画道路川越駅南大塚線の歩行者動線が多い。
- 駅⇔駐輪場の歩行者動線が多い。
- 地下道や歩道の横断部についてバリアフリー化が遅れている。
まとめ
「川越駅西口駅前広場づくりワークショップ」では、平成23年7月から4回にわたり4グループに分かれて川越駅西口駅前広場の改善案について話し合ってきました。
川越駅西口周辺は、今後、新たな川越市の顔となり様々な都市計画を実施する上での中心かつ重要拠点になると考え、川越駅西口駅前広場が目指すべき姿を「人と環境にやさしい先進拠点、もう一つの新たな川越の顔」と掲げ、さまざまな視点から提言されています。
平成23年9月3日(土曜)には、ワークショップの全過程を修了し、課題点や改善案などについてとりまとめられた研究成果が、川越市に提出されました。
なお、この研究成果は、今年度策定予定の「川越駅西口駅前広場改修計画」に反映されます。
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お問い合わせ
都市計画部 川越駅西口まちづくり推進室 総合整備推進担当
〒350-1124 川越市新宿町1丁目12番地8
電話番号:049-245-6011(直通)
ファクス:049-245-6116
