新生児聴覚スクリーニング検査について
最終更新日:2018年2月14日
新生児聴覚スクリーニング検査とは
新生児聴覚スクリーニング検査は赤ちゃんが受けることのできる聞こえの簡易検査です。痛みはなく安全で、赤ちゃんが寝ている間に10分ほどで終了します。検査機器のある産科で行います。
なぜ検査をするのか
先天性難聴の出現頻度は1000人に1~2人とされており、他の先天性疾患に比べても頻度が高いのが特徴です。聴覚の障害はお子様の言葉が出始めるまで気づきにくい場合がありますが、この検査を受けることで早期に聴覚障害を見つけることが可能になります。
検査を受けるタイミングについて
おおむね生後3日以内に初回検査を行い、リファー(要再検)となった場合はおおむね生後1週間以内に再検査(確認検査)を行います。再検査の結果、精密検査が必要となった場合は、耳鼻咽喉科精密検査機関(※)で遅くとも生後3か月頃までには検査をすることが望ましいとされています。
(※)「耳鼻咽喉科精密検査機関」日本耳鼻咽喉科学会ホームページ(外部サイト)をご参照ください。
検査の費用について
検査を実施している病院等で金額は異なります。出産病院等にお問い合わせください。
音の聞こえにくさがあると分かったら
乳幼児期は、保護者の方とお子様のコミュニケーションがとても大切です。療育や補聴器の装着等と併せて、保護者の方が言語聴覚士等の専門家の支援を受けながら子育てを行うことで、お子様のコミュニケーション能力の発達を促します。
また、検査の後もお子様の普段の生活の様子や聞こえについて経過を見ていくことが大切です。専門の指導機関については、かかりつけの小児科や保健センターにお問い合わせください。
外部リンク
お問い合わせ
保健医療部 健康づくり支援課 地域保健第一担当(川越市総合保健センター内)
〒350-1104 川越市小ケ谷817番地1
電話番号:049-229-4125(直通)
ファクス:049-225-1291
