濃厚接触者について
最終更新日:2022年7月29日
濃厚接触者とは
濃厚接触者とは、新型コロナウイルス感染症の患者(確定例)と発症日の2日前(患者が無症状の場合は、検体採取日の2日前)から療養終了日までの間に、近距離で接触あるいは長時間接触し、感染を受けている可能性が高い方をいいます。
- 患者(確定例)と同居あるいは、長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった場合
- 適切な感染防護なしに患者(確定例)を診察、看護もしくは介護していた場合
- 患者(確定例)の気道分泌液もしくは、体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い場合
- その他:手で触れることのできる距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策なしで、患者(確定例)と15分以上の接触があった場合(周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する)
出典:新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領(国立感染症研究所感染症疫学センター令和3年11月29日版)
(注記1)接触した環境や既に集団発生となっている場合は、状況によって範囲が変わることがあります。
待機期間
濃厚接触者の待機期間について
濃厚接触者は、新型コロナウイルス感染症の患者(確定例)との最終接触日の翌日から5日間が待機期間となります。この期間は、不要不急の外出は控え、健康観察をお願いします。
【参考例】
最終接触日:1月1日
待機期間:1月2日から1月6日
(注記2)待機期間中は、以下の留意事項について、ご協力をお願いします。
濃厚接触者である同居家族等の待機期間について
PCR検査等で、新型コロナウイルス感染症の患者(確定例)となった家族等と生活を共にする家族や同居者の待機期間については、以下の通りとなります。
新型コロナウイルス感染症の患者(確定例)となった家族等の発症日(無症状の場合は検査日)または、住居内で感染対策(注記3)を講じた日のいずれか遅い方を0日として5日間となります。
待機期間が終了した後も、患者(確定例)となった家族等の療養が終了するまでは、引き続き自身の健康状態の確認や、リスクの高い場所の利用や会食を避けること等、必要な感染対策の実施をお願いします。また、待機期間が終了した後も7日間が経過するまでは、検温など自身による健康状態の確認を継続するとともに、重症化リスクの高い方との接触や重症化リスクが高い方が多く入所する高齢者及び障害者施設や医療機関への不要不急の訪問、感染リスクの高い場所の利用や会食等を避け、マスクを着用すること等の感染対策を徹底してください。
(注記3)ここで言う感染対策は、できる限り同居家族と部屋を分け、日常生活を送る上で可能な範囲での、マスクの着用、手洗い・手指消毒の実施、物資等の共有の回避、消毒等の実施などの対策を想定しています。
(注記4)同居家族等の中で別の家族が発症した場合は、改めてその発症日(無症状の場合は検体採取日)を0日として、濃厚接触者の待機期間を起算してください。
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待機期間の短縮について
濃厚接触者の待機期間の起算日から、2日目及び3日目の抗原定性検査キットを用いた検査で陰性を確認した場合は、社会機能維持者か否かにかかわらず、3日目から解除することが可能となりました。待機期間の解除を希望する場合は、以下の検査を実施してください。
検査方法:抗原定性検査キット
検査日:2日目と3日目
備考:検査キットが、薬事承認されたものに限る(※検査費用は、自己負担となります。)
ただし、当該検査により待機期間が解除された後も7日間が経過するまでは、検温など自身による健康状態の確認を継続するとともに、重症化リスクの高い方との接触や重症化リスクが高い方が多く入所する高齢者及び障害者施設や医療機関への不要不急の訪問、感染リスクの高い場所の利用や会食等を避け、マスクを着用すること等の感染対策を徹底してください。
待機期間中の留意事項
- 不要不急の外出は控え、なるべく自宅で過ごす。
- 毎日体温を測り、体調を管理する。
- 可能であれば、同居家族とは部屋を分けて過ごし、共用部分の消毒を心掛ける。
- 人が集まる場所への参加は控える。(保育園や学校、職場、デイサービス等)
- 人と会う場合は、マスクを着用する。
- 待機期間中に発熱等の症状が出た場合は、埼玉県指定診療・検査医療機関を受診する。(詳しくは、
「発熱した時には埼玉県指定診療・検査医療機関で受診を」ご確認ください。)
お問い合わせ
保健医療部 保健予防課 感染症担当(川越市保健所内)
〒350-1104
川越市小ケ谷817番地1
電話番号:049-227-5102(直通)
ファクス:049-227-5108
