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インフルエンザについて

最終更新日:2024年8月5日

インフルエンザウイルスを病原とする気道感染症です。
「一般的な風邪」とは分けて考えるべき「重くなりやすい疾患」です。
インフルエンザウイルスにはA,B,Cの3型があり、流行的な広がりを見せるのはA型とB型です。

症状

  インフルエンザ かぜ
流行時期 11月から4月 1年中
初発症状 寒気・頭痛 せき・くしゃみ
主な症状 38度から40度の発熱
全身の倦怠感
咳、くしゃみ、のどの痛み
筋肉・関節痛
のどの痛み、鼻汁
経過 急激に進み、症状重い 緩やかに進み、症状軽い

合併症

慢性疾患を持つ方、糖尿病、免疫機能が低下している方は原疾患の増悪とともに、呼吸器に二次的細菌感染症を起こしやすいです。
小児では中耳炎、熱性けいれん、気管支喘息を誘発することもあります。
幼児を中心に急激に悪化する急性脳症を起こすことがあります。

潜伏期間

1から3日

感染経路

飛沫感染

インフルエンザウイルスに感染している方のくしゃみや咳、つばなどのしぶきに含まれたウイルスを口や鼻から吸い込み感染します。

接触感染

インフルエンザウイルスに感染している方が、くしゃみや咳を手で抑え、その手で周りのものに触れてウイルスが付着します。
別の人がそのものに触れてウイルスが付着した手で口や鼻を触って粘膜から感染します。

治療

高熱が出る、呼吸が苦しいなど具合が悪ければ、早めに医療機関を受診し、処方された薬は医師の指示にしたがって服用しましょう。
発症から48時間以内に抗インフルエンザウイルス薬の服用を開始することで、発熱期間の短縮などの効果が期待できると言われています。

拡大防止

発症後2から5日はウイルスの排出が続きます。
咳などの症状がある場合は、マスクを着用してください。

予防

流行時には人混みを避ける、それが避けられない場合などにはマスクを着用しましょう。
室内では適度な湿度(50パーセントから60パーセント)を保ちましょう。
帰宅後はうがい、手洗いを行いましょう。
時々は部屋の換気を行いましょう。
十分な休養、バランスの良い食事で、体力や免疫力をつけましょう。
予防接種を受けることで重症化や合併症の予防に効果があります。

〈リンク情報〉

お問い合わせ

保健医療部 保健予防課 感染症担当(川越市保健所内)
〒350-1104 川越市小ケ谷817番地1
電話番号:049-227-5102(直通)
ファクス:049-227-5108

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