令和6年の水稲生産における害虫防除について
最終更新日:2024年8月15日
令和6年の水稲生産においては、下記の害虫の多発が懸念されるため、ほ場での発生状況を確認し、適期防除を実施しましょう。
1 トビイロウンカ
例年6月~7月に日本に飛来し、イネの株元を吸汁することで被害が発生する。
今年は、飛来源の1つである中国広東省のイネウンカ類の発生は平年比166パーセントと多く、トビイロウンカの割合も57.7パーセントと高く、警戒が必要である。
幼虫期の薬剤散布が効果的であり、株元まで薬剤を十分に散布することが重要。
2 イネカメムシ
斑点米カメムシの1種で、イネを加害し、不稔または斑点米の被害が発生する。
近年全国的に増加傾向であり、昨年に引き続き、今年も全国的に発生が多く被害が懸念される。
出穂期~穂揃期にかけて2回の薬剤散布が効果的であるため、適期防除を実施する。
詳細は、県ホームページ(外部サイト)をご参照ください。
3 斑点米カメムシ
穂揃期以降に籾を吸汁し、斑点米を発生させる。被害が大きい場合やカメムシの種類によって不稔やくず米など減収を招く恐れがある。
今後の気温が高く、斑点米カメムシ類の増殖に好条件となることから、多発を警戒する。予察情報等を参考に適時・適切な防除を実施する。
4 参考資料
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