災害発生時の混乱状態では、救急車はすぐには到着できません。あなたの大切な人の生命を救うことができるよう、応急手当の方法を身につけておきましょう。
1 .きれいなガーゼやハンカチなどを傷口に当て、手で圧迫する(感染症予防の
ため血液に直接触れないように注意)。
2. 骨折などで圧迫できないときは、傷口より心臓に近い部分をタオルやスカー
フなどで結び、棒などを結び目に差し込んで血が止まるまで強く止める。
1. 患部を動かさないようにして手当をする。
2. 患部を副木(なければ板やダンボール、かさ、雑誌などでもいい)を当てて
固定し、早めに医療機関へ。
1. 急いで水道水などの流水で冷やす。
2. 衣服の上からやけどをした場合は、無理に脱がさず、そのまま冷やす。水ぶ
くれはつぶさない。
3. 冷やした後は清潔なガーゼなどで軽く包み、急いで医療機関へ。
1. 肩を叩きながら耳元で「大丈夫ですか」「もしもし」などと呼びかける。
2. 意識がなければ「だれか来て!」と助けを求め、119番通報を依頼。一人き
りの場合は自ら通報を。