東海地震は、「駿河トラフ」と呼ばれるプレートの境界を震源域として、近い将来、M8程度の大規模地震が発生すると考えられています。
ひとたび東海地震が発生すると、その周辺では大きな被害が生ずると予測されます。そこで、東海地震の発生によって著しい被害が予想される地域は、大規模地震対策特別措置法に基づき「地震防災対策強化地域」として指定され、数々の防災対策の強化が図られています(静岡県全域及び東京都・神奈川県・山梨県・長野県・岐阜県・愛知県・三重県で、合わせて263市町村が指定されています。)。
東海地震は、その発生メカニズムや予想震源域・歴史的資料がある程度判明しており、前兆現象を捉えるための観測・監視体制が震源域直上に整備されていることから、現在日本で唯一予知できる可能性があるとされている地震です。異常現象が見つかった場合等には、東海地震に関する情報が発表されます。川越市は「地震防災対策強化地域」には指定されていませんが、住民の皆さんは、テレビ・ラジオ等の情報に注意し、国や市などからの呼びかけに従って行動してください。
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