タッチアートコーナー 令和6年度

ページID1013607  更新日 2024年12月23日

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タッチアートコーナーの観覧は無料です。

開催中

吉村貴子展 ―間(あわい)

2024年12月19日(木曜)から2025年3月23日(日曜)まで

写真:吉村貴子《瀑01,02》2023年
吉村貴子《瀑01,02》2023年

吉村貴子(よしむらたかこ・1962- )は石とガラスを用いて彫刻を制作しています。柔らかなフォルムを基調として水の流れを表現しています。近年作家がテーマに据える「雲根」は、雲が生じるもとを意味し、高い山や岩石の間から雲が生じるように見えることから、岩石や石そのものを指し示します。作家は雲から降る雨が川から海へ注ぎ、蒸発してまた雲に戻り雨を降らせる自然循環そのものを「雲根」に託して表現しているのです。
本展では白御影石やキャストガラスの作品のほか、その2つの素材を組み合わせた作品も展示します。全ての作品に触れて鑑賞することができます。ぜひ存分にお楽しみください。
会期中はワークショップを行うほか、毎週土曜には作家が会場に滞在します。

終了した展示

コレクションを見てみよう

2024年3月27日(水曜)から6月23日(日曜)まで

写真:関根伸夫《位相―大地》1989年
関根伸夫《位相―大地》1989年

当館の「タッチアートコーナー」は、ふだん美術あるいは美術館にあまりなじみのない方々が、気楽に美術に親しんでいただける観覧無料のコーナーです。
今回は、当館の所蔵品から関根伸夫、建畠覚造、橋本次郎などの作品を紹介します。これらの作家は当館に所蔵作品が複数あり、中には屋外展示で常設している作品もあります。本展覧会を鑑賞した後は、美術館の他の展示室や屋外の作品もあわせてご覧ください。
鑑賞者は白手袋着用の上、すべての作品に触れることができます。

岡田敏幸 木製仕掛宝物展

2024年7月2日(火曜)から9月16日(月曜・祝日)まで

写真:岡田敏幸《刻限》2023年
岡田敏幸《刻限》2023年

川越出身で、現在は川島町に工房を構える木工作家・岡田敏幸(おかだとしゆき・1968- )を紹介します。
漆を専攻していた学生時代、岡田は並行して木工を学び、卒業後は木工の道に進みました。ここ10年ほどの試みだという歯車で動く仕掛けの作品は、鑑賞者が作品に触れ、つまみを回したり揺らしたりすることで、動きが生まれるものです。デザイン性に富んだパーツが造形の一部を構成しているところも、みどころといえるでしょう。
本展では新作9点を含めた12点を展示します。ぜひ見て触って、作品の可愛らしい造形と意外な動作をご鑑賞ください。

関連イベント

アートスクエア「木に色をつけてブローチにしよう」
7月27日(土曜) 受付時間:午前10時から午後0時まで(所要時間約30分)

吉田有紀展 おもちゃカラー

2024年9月19日(木曜日)から12月15日(日曜日)まで

写真:吉田有紀《Silverlining Multicolor -A-》(部分)
吉田有紀《Silverlining Multicolor -A-》(部分)2024年

吉田有紀(よしだゆうき・1971- )は、大学で専攻した日本画を起点に、美術作品の固定観念をときほぐし、別の角度からの見方を提示する作品を発表してきました。
副題および作品シリーズの名称である「おもちゃカラー」は、アニメーション監督の富野由悠季氏が、ガンダムの配色を決めた経緯を説明する際に用いた言葉からの引用です。六角形などの単純な図形を組み合わせた吉田の作品は、戦闘兵器であるガンダムの本質を覆い隠す「おもちゃカラー(≒子ども向けの色)」のように、私たちの感覚を支配する情報を浮き上がらせます。
本展では、近年制作しているシリーズのほかに、触って鑑賞できる新作を展示します。

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