金沢健一 自由になるための規則と偶然(展覧会)

ページID1016394  更新日 2025年3月1日

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イベントカテゴリ: 文化・芸術 展示・鑑賞・コンサート

展覧会概要

写真:記憶の層としての構造、あるいは建築のような
金沢健一《記憶の層としての構造、あるいは建築のような》 2012-15年
開催期間

2025年3月4日(火曜日)から2025年3月23日(日曜日)まで

10日(月曜日)、17日(月曜日)は休館

開催時間

午前9時 から 午後5時 まで

開催場所

川越市立美術館 地下1階 企画展示室

内容

川越にアトリエを構える彫刻家・金沢健一(1956- )と当館は、展示やワークショップなどを通して現代美術の体験的な作品鑑賞の在り方を提示する教育普及事業を2006年から継続的に共催しています。

 

一貫して工業製品としての金属を素材に制作してきた金沢の造形手法のひとつに、自らの意志を排除した規則性を利用する方法があります。

 

このたびは、この方法論によって制作されてきた《1, 1/4, 1/4》《層》《振動態》のシリーズ、および近年取り組んでいるマリオネットのシリーズを展示し、法則のアレンジによって生み出されるバリエーションの豊かさや、どこか統一感のある整然とした美しさをご鑑賞いただきます。会期中の体験イベントとともにお楽しみください。

費用

不要

観覧無料

主催
金沢健一、川越市立美術館
問い合わせ
川越市立美術館(049-228-8080)

作家のことば

幾何学的な構成作品から音や振動をテーマにした作品まで、自分の作品を振り返ると、工業製品としての金属の形状や表面の質、また物理的な性質など素材の有り様を出発点として造形を考えてきた。さらに作品を導きだすために造形規則や条件を設定し、それに基づいていくつものバリエーションを展開する方法をとってきた。

規則は自分を束縛するのではなく、自由になるためのきっかけとしての役割を果たし、そこでは1点の作品と同時に作品間の差異や類似性を追う視線の動きや作品全体が作り出す空間が重要な要素となっている。

今回の展覧会は「自由になるための規則と偶然」と題し、過去のいくつかの作品シリーズの再展示と新作により、作品の発想や方法論を問い、新たな展開を見出したい。

会期中のイベント

詳しくは、リンク先のページをご覧ください。
参加申し込み:3月1日(土曜日)午前9時から(先着)

展覧会チラシ

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このページに関するお問い合わせ

川越市立美術館
〒350-0053 川越市郭町2丁目30番地1
電話番号:049-228-8080 ファクス番号:049-228-7870
川越市立美術館 へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。