平成21年6月19日に、国の新型インフルエンザ対策の運用指針が改定されました。
これにより、新型インフルエンザと思われる患者さんも、一般の医療機関で診療することになりました。インフルエンザと思われる症状があるときは、まず、かかりつけ医にお問い合わせいただき、マスクを着用するなど感染拡大の防止に努め、受診するようにお願いいたします。
【新型インフルエンザ相談窓口】
川越市保健所 保健予防課 (平日 午前8時30分〜午後5時まで)
TEL 227−5102 FAX 227−5108
1 「新型インフルエンザかもしれない?」そう思ったときは・・・
急な発熱や咳(せき)またはのどの痛みなどインフルエンザのような症状があるときは、まず、かかりつけ医に電話して、「当日の受診が可能かどうか。」「受診する時間帯に指定があるか。」など、ご確認ください。
実際に受診するときは、マスクを着用するなど、ほかの人にうつさない工夫をお願いします。
また、重症患者を除き、原則として入院して治療を行うことはありません。処方された薬を服用のうえ、ご自宅で療養していただきます。
発症した日の翌日から7日を経過するまでは、周囲への感染拡大を防止するため、できるだけ外出を自粛してください。
2 新型インフルエンザの流行を防ぐために、一人ひとりができる予防策
(1)咳(せき)エチケット
咳やくしゃみが出る場合には、ティッシュやハンカチなどで鼻や口をおさえるか、マスクをして、飛沫を飛ばさないようにしましょう。(鼻や口をおさえた手はすぐに洗いましょう。)
マスクを外す際は、マスクの表面に触れずに、ゴムひもを持って外して捨てましょう。
(2)手洗い・うがい
帰宅後や不特定多数の人が触るようなものに触れた後は、こまめに手洗い・うがいをする習慣をつけましょう。
手洗いは石けんを使い、流水で最低15秒以上行い、洗った後は清潔なタオルやペーパータオル等で水を十分に拭き取りましょう。手首、手の甲、親指など洗い忘れのないよう注意しましょう。
※また、手洗いの代わりとして、アルコール液による消毒も補助的な手段として有効です。
(3)人ごみへの外出を控える
人ごみや繁華街への不要不急な外出は控えましょう。
時差通勤・時差通学を検討しましょう。
(4)生活習慣の見直し
十分な栄養と休養をとって、規則正しく生活することにより、感染しにくい健康状態を保ちましょう。
3 妊婦・基礎疾患等をおもちの方々へ
これまでの国内外の症例を見ますと、早期の診断と抗インフルエンザウイルス薬による治療等によって、多くの方が回復していますが、妊婦さんや基礎疾患をお持ちの方々は注意が必要です。
また、喘息の方につきましては、平成21年8月7日付けで、厚生労働省から以下のような留意点がしめされました。
喘息等の基礎疾患を有する者等の旅行等での留意点について
新型インフルエンザについては、感染拡大が継続しており、国内でも、喘息等の基礎疾患を有する児童の集団感染などの報告が相次いでいるところです(別添)。(注1)
喘息等の基礎疾患を有する者等については、新型インフルエンザに感染した場合、重症化するリスクが高いと考えられています。長期休暇を迎え、旅行やキャンプ等に外出する方が増加していることから、旅行等に際しては、下記事項に留意していただくよう、地域住民や関係機関に対して周知徹底をお願いいたします。
記
1.基礎疾患の自己管理と体調管理の徹底
基礎疾患を有する者等は、旅行前に主治医と相談し、旅行中の体調管理や基礎疾患の自己管理、発熱等の症状が出た場合の主治医への連絡方法や治療等に関する注意点を確認しておくこと。
また、旅行中には、下記の感染対策を行うこと。
(1)手洗い、うがい等、一般的な感染対策を徹底すること。
(2)乳幼児については、保護者は、児の感染対策に気を配るとともに、健康状態の把握等に努めること。
(3)旅行計画を立てる際には、できる限り人混みを避けるよう、交通手段や移動時間を検討すること。
(4)インフルエンザ様症状を有する者に接触したと思われる場合には、朝夕の検温など健康状態の把握に努めるとともに、発熱等の症状が出た場合には、直ちに主治医に連絡をとるなど、早期対応に努めること。
(参考 厚生労働省ホームページ「インフルエンザかな? 症状がある方々へ」)
2.喘息キャンプ等における留意点
喘息キャンプ等の、基礎疾患を有する者等が参加する行事の主催者は、基礎疾患を有する者等のみならず、全ての参加者に対して、病後間もないときや体調不良、発熱等の場合には、キャンプ等へ参加しないよう呼びかけること。また、キャンプ等の開始時及び実施期間中には、主催者は、参加者の体調の把握を十分に行い、インフルエンザ感染の早期発見につとめ、適切な対応を行うこと。
各疾患ごとの詳しい対応方法等は、厚生労働省ホームページ「妊婦・基礎疾患等をお持ちの方々へ」をご覧下さい。
4 インフルエンザ脳症にご注意下さい!
インフルエンザ脳症について、平成21年8月28日付けで、厚生労働省から以下のような注意喚起がありましたのでお知らせします。
インフルエンザ脳症に係る注意喚起について(依頼)
新型インフルエンザによるインフルエンザ脳症につきましては、8月25日までに、10例が報告されております。
また、平成21年第33週の感染症発生動向調査(8月21日公表)によれば、インフルエンザ定点当たりの報告数が1.69となっており、流行開始の目安としている1.00を上回りましたので、インフルエンザ流行シーズンに入ったと考えられ、今後のインフルエンザ脳症の報告数の増加が懸念されます。
今般、社団法人日本小児科学会から、別添の要望書が提出されましたので、インフルエンザの流行状況に関する情報提供に加え、下記につきまして、管内市区町村と連携しつつ、地域住民等へ周知いただきますようお願いします。
また、貴管内の医療機関に対し、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づく医師の届出基準に定める急性脳炎を診断した場合には、法に基づく届出が必要であることについて、再度周知いただきますようお願いします。
なお、別途、社団法人日本医師会に対して、同旨の事務連絡を発出していることを申し添えます。
記
1. 新型インフルエンザにより、インフルエンザ脳症を発症することがある。
以下の症状は、インフルエンザ脳症の早期の症状として、保護者など一般の方が注意すべき点であり、これらの症状がみられた場合、医療機関を受診すること。
インフルエンザ様症状(発熱等)に加え、
A 呼びかけに答えないなど意識レベルの低下が見られる
B 痙攣重積*及び痙攣後の意識障害が持続する
C 意味不明の言動が見られる。
*痙攣重積
痙攣発作が30分以上持続した状態や痙攣発作を繰り返し30分以上意識が完全回復しない状態
2.強い解熱剤(例:ボルタレン、ポンタールおよびこれらと同様の成分の入っているもの)は、インフルエンザ脳症の予後を悪化させるので、必ず解熱剤は、かかりつけの医師に相談して用いること。
◎ 新型インフルエンザワクチンについて
一般的に、インフルエンザワクチンは重症化や死亡の防止を目的として使用されており、感染防止、流行の阻止などに対する効果が保証されるものではありません。
今回の新型インフルエンザに対する予防接種も、死亡者や重症者の発生をできる限り減らすことと、必要な医療の確保を目的としています。
新型インフルエンザワクチンは、それぞれの優先接種対象者ごとに、埼玉県が設定した時期から接種を受けることができます。詳しくは下記の外部リンク、埼玉県ホームページ「新型インフルエンザワクチン関連情報について」をご参照ください。
外部リンク
→厚生労働省ホームページ
→厚生労働省ホームページ 「妊婦・基礎疾患等をお持ちの方々へ」
→国立感染症研究所感染症情報センターホームページ
→外務省ホームページ
→埼玉県ホームページ
→埼玉県ホームページ「新型インフルエンザワクチン関連情報について」