更新日:2024年4月10日
第9週から第13週【令和6年2月26日(月曜)から3月31日(日曜)】における市内の感染症発生状況の報告です。
令和5年5月8日から新型コロナウイルス感染症は定点把握(協力医療機関からの報告による把握)に変更となっております。
市内発生状況(定点医療機関あたりの患者数)(PDF:606KB)
新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの最新発生状況については以下リンクをご覧ください。
〈週報〉
〈月報〉
※定点医療機関として市内では、インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症:14医療機関(令和5年3月までは13医療機関)、小児科疾患:8医療機関、眼科疾患:2医療機関、性感染症:3医療機関が埼玉県の指定を受け、報告にご協力いただいております。
下記の関連リンクから県、国の動向が確認いただけます。
結核は昔の病気ではありません。
今でも高齢者を中心に年間1万人以上の患者が発生し、年間1,000人もの方が亡くなる日本の重大な感染症です。近年の統計では、結核に感染している方の6割超が70歳以上の高齢者です。戦後、国民病と結核が呼ばれた時代に感染し、加齢や疾病により免疫力が低下したことで発病する方が多いことが要因と考えられています。
また、若い世代は発症が早い傾向が見られます。
若い世代の多くは結核菌に未感染のため、菌を吸い込むと感染しやすく、比較的早い時期に発病する危険があります。
結核菌を吸い込むことによって感染(空気感染)し、身体の免疫力が下がるときなどに菌が増えて発病する慢性感染症です。
2週間以上続く咳やたん、血が混じったたん、発熱、胸痛、からだのだるさ、食欲低下、急な体重減少などがあります。
高齢者の方は、咳やたんなどの典型的な症状が出にくいため、微熱や食欲低下、体重減少、からだのだるさなどの症状が続くときは、結核を疑って医療機関を受診しましょう。
結核と診断されても、おおむね3種類から4種類の薬を、6ヶ月から9ヶ月間、毎日飲めば治ります。
たんの中に結核菌が含まれると周囲の人にうつす危険性が高いため入院が必要となりますが、このような感染性がなければ外来通院で治療できます。
ただし、症状が良くなっても、菌の耐性化(薬が効かなくなること)を防ぐために毎日確実に服薬を続けることが大切です。
保健医療部 保健予防課 感染症担当(川越市保健所内)
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