更新日:2022年9月5日
2022年7月16日(土曜)から9月4日(日曜)
相原求一朗 《岬の家》 1974年
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本展は、2020年度に企画され、新型コロナウィルス感染症の影響により臨時休館したため全く公開できなかった同タイトルの特別展を、再度機会を得て改めて実施するものです。
2018年から2019年にかけて、北海道をテーマに抒情的な風景画を描き続けた相原求一朗(1918-99)の生誕100年・歿後20年を記念した回顧展が、川越・札幌・軽井沢を巡回しました。同展をきっかけに相原芸術に魅了されたファンは全国に広がり、アンコールの声をたびたびいただくようになりました。そこでこのたびは、新たにコレクションに加わったスケッチやデッサンの公開を兼ね、当館の所蔵作品で改めて相原の画業をたどります。
川越に拠点を置きながら、相原は毎年のように北海道を訪れ、心を揺さぶる風景を探し求めました。それは、戦時中の4年半を過ごした広大で寂寥とした満州の記憶を、北の大地に重ね合わせる行為でもありました。モノクロームの色調で描き留められた風景画は、理想化された相原の原風景と言ってよいでしょう。
本展では、「北の大地」「北の異郷」「神の風景」という3つの切り口から相原作品約50点を紹介し、その魅力に迫るとともに、相原の創作意欲をかき立てた原風景のエッセンスを探ります。
館蔵の相原作品を一挙に公開するのは開館以来初となります。この機会にどうぞご高覧ください。
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1 相原求一朗 《自転車のある風景》 1973年
2 相原求一朗 《すけそうだらの詩(ノサップ)》 1968年
3 相原求一朗 《白樺の森》 1995年
4 相原求一朗 《北海道旅行スケッチ 駒ヶ岳の朝》 1951年
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午前9時から午後5時(入場は午後4時30分まで)
月曜日(7月18日は開館)、7月19日(火曜)
一般 500円
大学生・高校生 250円
中学生以下 無料
8月28日(日曜) (1) 午前11時から正午 (2) 午後2時から3時
8月20日(土曜) 午前10時から午後4時
(1) 8月6日(木曜) 午後2時から(30分程度)
(2) 8月11日(木曜・祝日) 午前11時から(30分程度)
(3) 8月21日(日曜)(手話通訳付き) 午後2時から(30分程度)
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川越市立美術館
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