川越市

美術館に行こう!(2015年度夏)

更新日:2015年9月23日

美術館に行こう! ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方

展覧会タイトル画像

 「ミッフィー(うさこちゃん)」の生みの親であるディック・ブルーナは、オランダの絵本作家であり、グラフィックデザイナーです。世界中で愛される、シンプルであたたかみのある線と、6色の「ブルーナカラー」で描かれた絵の背景に、彼のモダン・アートに対する尽きない興味とたゆまぬ研究が隠されていることはあまり知られていないでしょう。うさこちゃんが両親と一緒に美術館へ出かける『うさこちゃん びじゅつかんへいく』(福音館書店刊、2008年)は、そんなブルーナならではの絵本です。短いストーリーには、初めて本物の美術作品に触れた幼い子どもの新鮮な驚きと感動、子どもらしい素直な視点、そして何よりも美術を楽しんで見る体験と喜びが溢れています。
 そこで本展では、「見てみよう」の部として『うさこちゃん びじゅつかんへいく』をガイドに当館所蔵のモダン・アートを紹介します。そして「考えてみよう」の部では、ブルーナのさまざまな仕事を紹介し、色彩と技法の両面から彼の制作スタイルの秘密に迫ります。さらに「作ってみよう」の部では、ワークショップを通して実際のブルーナの制作方法を体験します。
 ブルーナの魅力をより知っていただくと同時に、幅広い年齢層にモダン・アートを楽しんでいただく機会となれば幸いです。      

ディック・ブルーナ《がちょう》2000年
1

会期

2015年7月18日(土曜)から9月23日(水曜・祝日) まで
 

休館日

月曜日(7月20日、9月21日は開館)、7月21日(火曜)

ディック・ブルーナ《メガネは結構いける》1975年
2

観覧料

一般 500円(400円)
大学生・高校生 250円(200円)
中学生以下 無料
( )内は20名以上の団体料金

  • 障害者手帳をお持ちの方と付添者1名 無料
  • 「川越きものの日」にちなみ、8日、18日、28日に着物で来館された方は団体料金

 
 
1 ディック・ブルーナ《がちょう》 2000年 シルクスクリーン
2 ディック・ブルーナ《メガネは結構いける》 1975年 ポスター

相原求一朗《ハイライド》
3

関根伸夫《G100-26 円錐》
4

長沢秀之《大きいコドモ》
5

3 相原求一朗《ハイライド》1956年 当館所蔵
4 関根伸夫《G100-26 円錐》1991年 当館所蔵
5 長沢秀之《大きいコドモ》2007年 当館所蔵

関連イベント

開会式(招待者のみ)

 7月17日(金曜) 午後2時から

託児付き鑑賞会

 9月9日(水曜) 午前10時から正午

大人のための展覧会ツアー

 (1)7月26日(日) 午後2時から
 (2)9月12日(土) 午後2時から (手話通訳付き)

小・中学生のための展覧会ツアー

 8月9日(日) 午後2時から

主催

川越市立美術館

特別協力

ディック・ブルーナ・ジャパン/Mercis bv

協力

福音館書店、クツワ株式会社

企画協力

株式会社キュレイターズ

お問い合わせ

川越市立美術館
〒350-0053 川越市郭町2丁目30番地1
電話番号:049-228-8080(直通)
ファクス:049-228-7870
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