川越市

タッチアートコーナー(過去の展示) 平成27年度

更新日:2016年3月19日

高梨裕理展

4月1日(水曜)から6月21日(日曜)

高梨裕理《深い水1》
《深い水1》 2011年 撮影:齋藤さだむ

 入間市在住の彫刻家・高梨裕理の作品を紹介します。
 高梨は、素材である木と向かい合い、ひたむきに穴を幾層にも彫り込んでゆくことで、作品を生み出してゆきます。向こうが透けて見えるまでに彫り抜かれた無数の空洞は、光を呼び込み、作品はきらきらとゆらめきはじめます。軽やかで儚げながらも、不思議と木の確かな存在感を持ってそこに佇む作品に、あなたは何を感じるでしょうか。
 このたびは、高梨の新作および近作7点を展示し、独特な作品世界をご覧いただきます。作家のご厚意で一部の作品には触っていただくことも可能です。
 

ワークショップ「木をひたすら彫ろう」

6月6日(土曜) 午前10時から午後3時

特別展「美術館に行こう!」関連絵本展示

6月30日(火曜)から9月27日(日曜)

ミッフィーイラスト

特別展「美術館に行こう! ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」(7月18日(土曜)から9月23日(水曜・祝日)にちなみ、ブルーナの絵本を展示します。手にとって見たり読んだりすることもできます。

佐藤 忠 展 「鉄/錆/残像」

9月30日(水曜)から12月24日(木曜)

佐藤忠《Untitled #62》  2010年
《Untitled #62》 2010年

 彫刻家・佐藤忠氏(1966- )の鉄による立体作品を紹介します。
 佐藤は東京芸術大学大学院鍛金専攻修了後、個展、グループ展を中心に制作活動をする一方、美術大学で教育にも携わっています。錆の進行とともに表情を変える鉄にひたすら向き合いながら、精密で切れのある作品を生み出している作家です。時間を含め、緻密な計算に基づいた作品には、硬くて重い鉄のイメージとは異なる、しなやかで凛とした佇まいさえ感じられます。
 今回はジュエリーのシリーズから、パールのブローチ、リング、イヤリングといった作品を展示します。我々の知るジュエリーとは違うスケールの大きい作品を味わってください。作品の一部は手袋着用の上、触れての鑑賞が可能です。
 

ワークショップ「アルミ板で小皿を作ろう」

12月5日(土曜) 午後1時から4時

小野養豚ん展 ...pigeep...pigeep...

1月5日(火曜)から3月27日(日曜)

小野養豚ん《飼うのか喰うのか》2014年
《飼うのか喰うのか》 2014年

 小野養豚ん(おのようとん)(1978年~ )は主にポリエステル樹脂を使用し、豚をモチーフに立体作品を制作しています。
 豚はキャラクター化されるような愛らしい側面を持つ一方、食用として存在し、我々の生活に密接に関わっている動物です。作家は多面的な存在である豚を真正面から捉え、豚に人間の姿を投影し、豚を通して表現しています。人間が命あるものを食し、生をつないでいる事実を受け止め、問いながら作家活動を展開している点もご注目ください。
 今回は作家のご厚意により手袋着用のうえ、一部の作品は触れて鑑賞できます。美術館に現れた豚ワールドを存分にご堪能ください。
 

ワークショップ「紙粘土でぶたさんを作ろう!」

3月26日(土曜) 午前10時から正午

お問い合わせ

川越市立美術館
〒350-0053 川越市郭町2丁目30番地1
電話番号:049-228-8080(直通)
ファクス:049-228-7870
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