更新日:2023年12月4日
川越市では、近年、特に深刻なものとなっているオレオレ詐欺等の特殊詐欺について、川越警察署などと連携し、出前講座やキャンペーンなどの広報啓発活動を行っています。
川越警察署では、令和5年11月29日水曜日、川越市泉町地内にあるウニクス南古谷店で行われた年末年始特別警戒取締り・冬の交通事故防止運動出発式において、令和5年10月から放送しているアニメ「川越ボーイズ・シング」に出演中の声優鵜澤正太郎さん(出井天使役)、土田玲央さん(矢沢ひろし役)をお迎えして、一日警察署長に任命しました。
川越警察署長から一日警察署長の委嘱状を交付
会場には、特設ステージを設けて、川越警察署公認の「安心安全きらめきサポーター」を務めるフリーアナウンサー斉藤百香さんが司会を行い、川越警察署長から一日警察署長である鵜澤正太郎さん、土田玲央さんに対して、川越市内の特殊詐欺を含めた犯罪情勢についてクイズ形式で出題し、会場や買い物に来た市民の方々とともに回答するなど大変盛り上がりました。
一日警察署長としての意気込みと犯罪の被害防止を訴える鵜澤正太郎さん、土田玲央さん
特殊詐欺等の犯罪情勢をクイズ形式で出題(左から斉藤百香さん、川越警察署長、鵜澤正太郎さん、土田玲央さん)
特殊詐欺(注)被害を防止するため、
を守りましょう。
(注)「特殊詐欺」とは、犯人が電話やハガキ(封書)等で親族や公共機関の職員等を名乗って被害者を信じ込ませ、現金やキャッシュカードをだまし取ったり、医療費の還付金が受け取れるなどと言ってATMを操作させ、犯人の口座に送金させる犯罪(現金等を脅し取る恐喝や隙を見てキャッシュカード等をすり替えて盗み取る詐欺盗(窃盗)を含む。)の総称になります。
川越市内では令和4年中、38件、約8800万円の特殊詐欺被害が発生しています。
被害にあっている方のほとんどが60歳以上の方で、「私は大丈夫」と思って防犯対策を講じていない人が被害にあっています。
電話機の呼出音が鳴ってもすぐに受話器を取らず、留守番電話で応答します。
犯人は証拠となる自分の声が残るのを避けて、メッセージを残さずに通話を終了します。
本当に用件のある人はメッセージを残してくれますので、折り返し連絡しましょう。
相手の番号が表示される電話番号表示サービスを電話通信会社と契約し、非通知や知らない番号からの電話には応じないようにしましょう。
また、現在販売されている家庭用電話機のほとんどに迷惑防止機能がついています。電話に応答する前に相手に名乗らせたり、「この通話内容を録音します」というメッセージが流れたりします。
このようなサービスや機能を利用して詐欺犯人と話さないようにしましょう。
詐欺被害者の多くは、誰にも相談や連絡をせずに被害に遭っています。
電話で「誰にも言わないで」と言われても、自分1人で判断せず、家族や警察、市役所等に相談しましょう。
詐欺グループは1日に数百件の世帯に詐欺の電話をかけており、同じ地域に集中的に電話しています。
また、犯人は現金やキャッシュカードを受け取るため、電話した地域に犯人の仲間を待機させています。
不審な電話を受けた場合や、スマホを見ながら住宅街を徘徊している不審者を見かけたら警察に通報してください。
市民部 防犯・交通安全課 防犯推進担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-5721(直通)
ファクス:049-224-6705
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