平成24年度当初予算の概要

　平成24年度一般会計予算ほか9件の当初予算に係る議案が平成24年第1回定例会において可決されましたので、その内容をお知らせします。

　平成24年度予算については、歳入は自主財源である市税の大幅な伸びが期待できないなか、大規模事業の実施に伴い、歳入に占める市債の割合が上昇しています。一方で、歳出は子ども手当の制度改正などにより扶助費は減少となりましたが、投資的経費や公債費の大幅な増加が見込まれるなど厳しい予算編成となりました。
　こうした状況においても、市民の暮らしを守るため、予算編成方針に掲げた「未来につなぐひとづくり」、「活力と魅力あふれるまちづくり」、「快適で安心できるくらしづくり」を推進する事業等には重点的に予算を配分しました。
　また、市税等の自主財源の積極的な確保を図るとともに、行財政改革に取り組み、歳出全般にわたる経費の削減や効果、必要性の観点から事業の見直しを行うことで、様々な市民の皆様の要望や市の重要課題に対応した各種施策・事業に取り組んでいく予算編成に努めました。
　その結果、平成24年度一般会計当初予算は、前年度予算対比1.0%増の総額1,005億7,000万円の予算規模となりました。