永島家住宅(武家屋敷)

城下町の面影を伝える永島家住宅は市指定史跡とされ、門の左右に枳殻の生垣が茂る江戸時代後期の中級武士の屋敷である。
江戸時代、埼玉県内には3つの城下町があり、武家屋敷も多く存在したが、現在では当時の様子を残す唯一の武家屋敷となっている。かつての南久保町は川越城の南大手周辺にあたり、軍事的に城の出入り口を固める役割を果たしていたとされる。成田山川越別院や喜多院にも近い立地となっている。江戸後期の建築とされ、明治14年ごろまでに増築や改造が行われ現在の間取りが整ったとされる。

撮影地

川越市三久保町5-3

周辺情報

周辺に有料駐車場有。通常公開日は毎週土曜日の午前9時~午後4時。周辺は閑静な住宅街。現在の見学は外観のみとなる。

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