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平成30年7月13日 食中毒事件の発生について

最終更新日:2018年7月16日

食中毒事件の発生について

事件の概要

平成30年7月8日日曜日午後5時頃、市内医療機関から「本日の昼食後、職員7名が嘔吐、下痢等の症状を呈している。」旨の連絡が川越市保健所にありました。
川越市保健所では、患者、施設等の調査を行い、原因究明に努めてきました。その結果、7月13日金曜日、食中毒と断定し、当該給食施設設置者に対して3日間の給食停止処分を行いました。

患者の状況

喫食者:30名(職員のみ)
発症者:12名(職員のみ)
症状:嘔吐、下痢等
初発年月日:平成30年7月8日日曜日
喫食メニュー:バイキング(茄子と肉団子のそぼろあんかけ、うなぎと山芋の和え物、ごぼうのサラダ、キムチ鍋、ひじきの煮物 等)
なお、患者は全員快方に向かっている。

病因物質

黄色ブドウ球菌

原因施設

川越市内の給食施設

行政処分

処分決定日 平成30年7月13日金曜日
給食停止期間 平成30年7月13日金曜日から平成30年7月15日日曜日まで
なお、7月8日日曜日の夕食から、当該施設の使用を自粛している。

原因施設として決定した理由

  1. 患者12名の共通食は、当該施設での食事に限定されていた。
  2. 患者12名の主症状が、黄色ブドウ球菌のものと一致していた。
  3. 患者12名の便を検査したところ、8名から黄色ブドウ球菌が検出された。

黄色ブドウ球菌について

1.黄色ブドウ球菌とは
黄色ブドウ球菌は、ヒトを取り巻く環境中に広く分布し、健康な人の鼻腔(特に鼻前庭)、咽頭、腸管などに約40%のヒトが保菌しています。
この菌は食品中で増殖する際にエンテロトキシンという毒素を作り、この毒素を摂取することによって食中毒が発生します。エンテロトキシンは熱に強く、100℃、30分間の加熱を行っても分解されません。したがって、予防するためには、菌を食品につけないこと、菌を増やさないことが重要となります。

2.症状
潜伏期間(感染から発症までの時間)は喫食後1から5時間(平均3時間)で、主な症状は吐き気、おう吐で、下痢を伴うこともあります。

3.原因食品
黄色ブドウ球菌による食中毒は、弁当、おにぎり、和菓子、洋菓子など様々な食品が原因となります。多くの場合、調理者の手を介して菌が食品を汚染することによって引き起こされます。特に化膿巣に菌が多量に存在するため、調理者の手に傷などがある場合は、食品を汚染する可能性が高くなります。

4.予防のポイント
(1)手指に傷がある人や化膿巣がひどい人は調理に携わらない。
(2)食品を保存するときは冷蔵保存し、室温で長時間放置しない。
(3)調理するときは、調理者はマスク、帽子、使い捨て手袋等を使用する。
(4)調理者は手指の洗浄・消毒を徹底する。

お問い合わせ

保健医療部 食品・環境衛生課 食品衛生担当(川越市保健所内)
〒350-1104 川越市小ケ谷817番地1
電話番号:049-227-5103(直通)
ファクス:049-224-2261

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