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蚊の防除方法について

最終更新日:2016年8月16日

 蚊の防除のポイントは、成虫を駆除するより幼虫(ボウフラ)の生息域を減らすことです。
 ボウフラは、水溜まりがなければ生きることができません。必要のない水溜まりをなくすことで成虫の発生を防げますので、身のまわりで蚊の発生源となる場所がないか確認してみてください。

1.蚊の生態

 蚊は、卵からボウフラへ経てさなぎになるまでは、植木鉢の皿・バケツ・古タイヤ・雨どい・空き缶・空き瓶・雨水ますなど、水溜まりのある場所で生息し、10日から15日で成虫になります。
 成虫は、木陰などに潜み、メスが産卵するために吸血します。(オスは吸血しません)

  • 蚊の一生

 卵(2日から7日)→ボウフラ(6日から10日)→さなぎ(2日から3日)→成虫(1箇月から2箇月)

2.蚊の種類

 日本では、約70種類の蚊が確認されています。その中でも、ヒトスジシマカとアカイエカは、よく見かける種類の蚊で、特徴は次のとおりです。
 なお、感染症を媒介する蚊として知られるネッタイシマカは、現在日本国内には生息していません。

ヒトスジシマカ

  • 「ヤブカ」と呼ばれ、背中の部分に1本の白い線があり、脚に白黒のしま模様があります。
  • 成虫は、次のような場所によく潜んでます。

  ・日当たりの悪い場所
  ・風通しが悪い場所
  ・背の低い木が多い場所(葉の裏に潜んでいることが多いです)
  ・人の通行が多い場所

  • 明るいうちに吸血する蚊で、夜になると活動が止まります。
  • 発生源周辺で獲物を待ち構え、一度に飛べる距離は、15から50メートルといわれています。
  • 植木鉢の皿、古タイヤ、雨水ますなどにできる、小さな水溜まりで増殖できます。

アカイエカ

  • 中型で赤褐色、腹部各節の基部に黄白色の紋があります。
  • 屋内でもっともよく見られ、夜になると活動が盛んになります。
  • 1キロメートル近く飛んできて刺すこともあるといわれています。
  • 主な発生源はどぶ、汚水だまり、防火用水等です。

 

3.蚊の防除対策

 蚊の防除対策は、成虫とボウフラで異なりますので、それぞれの防除方法を説明します。

成虫
 市販の家庭用殺虫剤や防除用品を使用します。主なものとして、スプレータイプの殺虫剤、蚊取り線香、電気蚊取り(蚊取りマット・液体蚊取りなど)、防虫スプレー、網戸などです。使用の際は、使用上の注意をよく読み、適正な使用をしてください。

ボウフラ
 ボウフラは、水が溜まる場所に生息しますので、水溜まりをなくしボウフラが生息できない環境づくりをすることが大切です。(ヒトスジシマカの幼虫の生息場所は、図1の写真のとおりです)
 ボウフラの主な対策方法としては、次のとおりです。
 ・植木鉢の皿、タライ
  数日ごとに水を捨てる(おおむね7日が目安です)
 ・バケツ、ジョウロ、バスタブ
  必要のない水をくみ置きしない、または捨てる
 ・古タイヤ
  水を溜めないようにこまめに捨てる
 ・雨どい、U字溝、水路
  落ち葉やヘドロ等で水を堰止めないように、定期的に点検、清掃する(水が流れる状態にする)
 ・空き缶、空き瓶
  水が溜まらないように、雨の当たらない場所に片づける
 ・雨水ます
  ふたに目の細かい網を敷き、産卵できないようにする
 
 以上の方法が、第一に行う対策です。
 しかし、雨水ます、水路など簡単に水溜まりを解消できない場所については、薬剤(IGR:昆虫成長制御剤)を使用して、ボウフラを退治することも方法の一つです。
 IGR(昆虫成長制御剤)とは、幼虫(ボウフラ)から成虫(蚊)に成長することを防ぐ薬剤です。特徴は、次のとおりです。
 ・環境への影響が少なく、微量で効力が発生する
 ・平常時から、成虫の発生を予防するのに適している
 ・即効性は、ない

 IGRを使用の際は、成虫の対策同様、使用上の注意をよく読み、適正な使用をしてください。

 なお、薬剤についてはサンプルを配布しておりますので御相談ください。(数に限りがありますので、御了承ください)


国立感染症研究所ホームページより

お問い合わせ

保健医療部 食品・環境衛生課 環境衛生担当(川越市保健所内)
〒350-1104 川越市小ケ谷817番地1
電話番号:049-227-5103(直通)
ファクス:049-224-2261

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