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知っておきたい梅毒

最終更新日:2023年12月13日

梅毒が増えています

2010年以降、梅毒の報告数は増加が続いています。
梅毒は、早期発見・早期治療で完治が可能です。
感染の不安や心配があるときは、一度検査を受けてみませんか。
保健所では、無料検査・相談を行っていますので、気軽にご利用ください。

梅毒とは

性的な接触(他人の粘膜や皮膚と直接接触すること)などによってうつる感染症です。梅毒トレポネーマという細菌が原因です。
病名は症状としてみられることがある赤い発疹が楊梅(ヤマモモ)に似ていることに由来します。
感染すると全身に様々な症状が出ることがあります。検査や治療が遅れたり、放置すると、長期間の経過で脳や心臓に重大な合併症をおこすことがあります。
早期の薬物治療で完治が可能です。しかし、一度治っても再び感染することがあります。
※妊娠している人が梅毒に感染すると、胎盤を通して胎児に感染し、死産、早産、新生児死亡となったり、子が梅毒にかかった状態で生まれる先天梅毒となることがあります。妊婦健診(無料)で検査し、早期に発見・治療により母子感染を防ぐことができます。

症状

感染後の経過した時期によって、症状の出現する場所や内容が異なります。

1期顕症梅毒

感染後約3週間経過すると、感染部位(主に口の中、肛門、性器等)にしこりや潰瘍ができたり、太ももの付け根(そけい部)のリンパ節が腫れる等の症状がみられます。
痛みがないことも多く、治療をしなくても症状は自然に軽快します。

2期顕症梅毒

治療をしないで感染後3か月以上経過すると、梅毒トレポネーマが全身に広がります。
この時期に、手のひらや足の裏、体全体の皮膚や粘膜にバラ疹とよばれる淡い赤い色の発疹がみられるようになります。
発疹は治療をしなくても数週間以内に自然に軽快しますが、再度症状がみられることもあります。

晩期顕性梅毒

感染後数年経過すると、皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)ができる場合があります。
治療が遅れると、心臓や脳などに病変が生じ、場合によっては死に至る場合があります。
現在では、晩期顕性梅毒は稀であるといわれています。

先天梅毒

梅毒にかかった母体から、胎盤を通して胎児に感染することで起こります。
出生時は無症状のことが多く、生後数ヶ月以内に発疹や全身リンパ節腫脹、肝脾腫、骨軟骨炎、鼻詰まりなどがみられます。

気を付けてほしいこと

  • 症状が一旦消える時期があり、これが受診の遅れにつながることがあります。症状が出た際は、医療機関を受診しましょう。
  • 治療後完治しても感染を繰り返すことがあるため、適切な対策(コンドームの使用、パートナーの治療等)が必要です。
  • 感染の不安がある場合には、保健所で無料検査を受けましょう。

予防

性感染症全般に共通したことですが、感染しても気づかないことが多く、気づかないうちに感染を広げてしまうことがあります。そこで以下の方法で感染を予防しましょう。

  • 不特定多数との性行為は避ける。
  • 特定のパートナーであっても、お互いに感染していないことを確認するため検査を受ける。
  • コンドームの使用(性器や口腔粘膜等の直接接触を防ぐことができ、完全ではないが性感染症予防に効果がある)。

※性感染症は完全に防ぐことができる予防法は確立されていないので、早期発見・早期治療により治癒率の向上や感染拡大の防止を図ることが重要です。

検査の受け方

川越市保健所では、毎月1回、性感染症検査を実施しています。
検査項目は、HIV、梅毒、クラミジア、B型肝炎、C型肝炎の5項目です。
費用は無料です。
以下のリンク先より日程等ご確認ください。
随時、相談もお受けしていますので、お気軽に保健予防課 感染症担当(049-227-5102)までご連絡ください。

外部リンク

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お問い合わせ

保健医療部 保健予防課 感染症担当(川越市保健所内)
〒350-1104 川越市小ケ谷817番地1
電話番号:049-227-5102(直通)
ファクス:049-227-5108

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